著者の優しさがしみじみと感じられる良作
★★★☆☆
普段は子供向けの本を書いている著者が大人向けに書いてみたのが本作らしいが、なかなか良かった。
まず実話を物語風にアレンジしたエピソードが語られ、それぞれの後に実際に著者がその中の登場人物をカウンセリングした時の様子が続く(全部で5つのエピソード)。カウンセリングを通じて、人々が閉ざされた心を少しづつ開いていく様子が生き生きと描かれており、こちらまでホンワカと心が暖まる。
私に続いて本作を読んだ妻は、「ナイフ」の部分でハラハラと涙を流していた。
とても良い
★★★★★
著者がカウンセリングを担当した方々の体験をもとにした本です。
一番印象に残ったのは、やはり「ナイフ」という話でした。
その中に登場する無知な教員の暴言に対する『春樹』と母親の怒りには共感せずにはいられませんでした。
ある程度の誇張はあるにしても、こういう類の環境が実際にあると思うと嫌になりますね。
よくある「甘やかしたから今の子供は凶悪化した」とか「子供が社会性を失った」とか「精神的に弱くなった」とかいう考え一辺倒の主張に疑問をもつための第一歩として丁度良いと思います。
!
★★★★★
私は今中2です。この本を初めて読んだのは、中1の時でした。
何回も何回も読みました。とってもいい本だと思います!
「お前は人間の○○だ。」とか色々とひどい言葉がでてきますが、特にこれだけは許せないと思いました。この言葉だけは、あまりにもひどすぎるので○○という形にしてありますが、私はこの言葉を言い放った先生は、ちょっと言葉は悪いかと思うけど、「教育者失格」だと思います。もっとはっきり言えば「人間として最低の大人」だと思います。
いいかな
★★★★☆
結構子供の視点を描いているので、子供を育てている主婦なんかは読んだほうがいいでしょう
ただ、被害にあっているのが子供でそれを育てているのはほとんど母親です。
そのため、母親の方にしかオススメできません。
あと、物語を入れて、子供の訴えを書いていらっしゃるのですが、この物語って、作者が勝手に想像して描いたものなのかな?
一応実際にたずねてきた人の話が、書かれています
それを参考にしてみるのも悪くありません
最高です。
★★★★★
私は今中学生です。
私は5年生の時に、この本を読みました。
中でも、「ナイフ」という話が一番印象的でした。
詳しいことはあまりよく覚えていないのですが、
青木和雄さんの本は全部読ませて頂きました。
「ハッピーバースデー」、「ハードル」、「ハートボイス」・・。
そのほかにも読みました。
めちゃくちゃ感動します。ぜひ!!読んでみて下さい。