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BOLERO

価格: ¥3,059
カテゴリ: CD
ブランド: トイズファクトリー
Amazon.co.jpで確認
   前作の『深海』が内に向かうエネルギーだとすると、本作は正反対の外へ向かうエネルギーとしてとらえることができる。<2><5><6><10><12>ほか、アルバムの半分ほどが大ヒットシングル曲。ほかの曲もミスチルファンの間で評判の高い名曲ぞろい。
   聴きやすさと、お得感もあって水準の高いアルバムに仕上がった。ミスチルビギナーにまず聴いてほしい1枚である。アルバム全体の軸となる「夢も希望もないけれど、でも生きていくしかない、生きていこう」という内省的で、かつ前向きな気分は<8>に最も強く投影されている。(生野 舞)
ギラギラしていた頃のミスチル ★★★★★
先週友人と飲んでいる時にたまたまミスチルの話題になった。
その友人はミスチルは社会風刺を歌ってる時が一番カッコ良かったと語り出した。
その後しばらくこのアルバムに乗っている『タイムマシーンに乗って』の話題になった。
「君に幸あれ きっと明日は晴れ 本心で言えればいいですね」こういった詩を書いている桜井はカッコよかった!
俺は桜井は世間を嘆いたり皮肉ってる時が一番輝いていたと思うし共感できた!といったようなことを友人は語っていた。
私はこいつ相当仕事のストレス溜まってんな…と思うと同時に、確かに桜井氏の詩はここ12年ぐらいでかなり変わったなと思った。

このアルバムはシングル曲も多いけどそれ以上に人間の哀れな部分を歌っているアルバム曲が多いというイメージです。
でもそんなデリケートな部分を包み隠さず歌っていたミスチルは確かにかっこ良かったと自分も思います。
(ミスチルは今は今でカッコいいと思う、がこの頃の(96〜97年頃)のギラつきはもうずっと出ないだろうという意味)
今の落ち着いた雰囲気なミスチルしか知らない世代にこそ、このアルバムを聞いてほしいなと思います。
アルバム曲を侮るなかれ ★★★★★
大ヒットシングル5曲(売上計850万枚以上)を収録したアルバムゆえ
普通なら単なるシングル詰め込みアルバムとなってしまうのだが、
アルバム曲が負けず劣らず存在感を示しているのがこのアルバムの凄いところ。

ミスチルロックの味 ★★★★★
このアルバムはミスチル絶頂期に出されただけあって一曲一曲の完成度が凄い

ミリオン越えシングルがいくつもの含まれていて、それに引けを取らないアルバム曲達

特に社会批判や自虐的な曲が結構入ってるがそういう曲こそぜひ聞いてみてほしい

今でこそミスチルのロックは少なくなってこういう曲は聞けなくなってしまったが、ミスチルロックの味は凄いんだと実感してほしい



個人的には『ALIVE』はミスチルのアルバム曲最高傑作だと思う
中期ミスチルの超豪華重厚ロックアルバム!! ★★★★★
前作「深海」とは、シングル曲収録が時系列ではありません。
このBOLERO収録の5シングル曲の内、Everything (It's you)以外は、
深海収録の「名もなき詩」「花」「マシンガンをぶっ放せ」より以前発売のシングルです。
なぜこのようなことが起きたのか、
おそらく、トータルアルバムとしてのコンセプトに意味を持たせたかった「深海」に
相応しくないと判断したからなんでしょうね。
ならば、しかしアルバムには入れねばというわけで、
まとめてBOLEROに収録したんでしょう。
おかげで、超豪華、中期のミスチル代表曲を堪能できる傑作となった訳ですね。
この頃の彼らは実に重くヘビーなロックを模索していた時代で、
それがこのアルバムからも聴くことができます。
シングル以外の曲の重厚さは際立っていますし、
シングル曲自体もヘビーなアレンジのバラードが多い。
そしてハイライトはやはり「ALIVE」でしょう。
この頃の彼らを最も象徴していると思います。
満開のひまわりジャケのイメージと異なるこの暗さが、
当時、彼らの魅力でもあったわけです。
最近はご無沙汰になったヘビーでロックなミスチルがここに居ます。
ベスト盤発売以前では最も豪華かつ、絢爛な収録曲でベスト盤に近い内容だった。 ★★★★★
大ヒットした100万枚セール曲を5曲も収録しているという
ベスト盤発売以前の最もベストアルバムに近い作品。

彼らの最も脂が乗っていたという時期の作品なので、ビギナー向けでもある。
作風としてはアルバム「アトミック・ハート」以降の
「人生の困難を感じつつも、前向きに未来へと進んでいく」
というテーマが色濃く浮き出ていると思う。

中でもミスチルのシングル最大のセールス300万枚を記録した
12曲目「Tommorrow never knows」は
淡々とした導入部のオープニングからサビを一度回避して引っ張り、
一気に頂点へと引き上げるという構成が最高!

「今より前に進むためには争いを避けては通れない」
争わない道ではなく、争っても行きたい道を進もうとする覚悟の歌。
それは現在におけるミスチルの軌跡そのものに相違ないと感じる。