空前の大ヒットを記録した前作『アトミックハート』から、2年ぶりにリリースされたフィフスアルバム。ポップなメロディを得意とする彼らが、一転してハードでへヴィーなトーンで迫り、新たなファン層を獲得した。
アルバム全体に流れている「自分のなかで、何が一番価値があるものなのか」「自分が本当に欲しているものは何なのか」といった迷いを、懸命に探り続ける。そのピンと張り詰めたような緊張感が心地よい。この『深海』というタイトルは、<2>のイメージから生まれたという。ほかに<7><10><13>など、シングルの名曲も多く収録している。(生野 舞)
Mr.Childrenの中で
★★★★★
一番好きかも。どの曲もいいし曲の繋がりも自然な感じがする
おもしろい作品
★★★☆☆
このアルバムの作風は、おもしろいね。
なんか企画物のアルバムみたいですね。
ただ、万人受するアルバムではないと思う。
好き嫌いが分かれる作品だと思う。
個人的には、このアルバムよりアトミックハート
の方が好きかな。
ただサウンドは、2000年代のアルバムより全然いいな。
レビュー 「深海」 - Mr.Children 1996.06.24 (邦楽・アルバム)
★★★★★
ポップなイントロではなく,美しいメロディでもなく,
海へDiveする効果音でこのアルバムは幕を開ける.
1994年以来シングルのミリオンセールスを連発し,
期待の一心に集まる5thアルバムに,
Mr.Childrenは敢えて暗いテーマを持つコンセプトアルバムを選んだ.
これまでのMr.Childrenのイメージを覆す70年代ロックへの回帰的サウンド.
それに桜井の歌が加わることで,アルバムのオリジナリティを決定付けている.
何よりも桜井の内省的な詞が,現代人の心を代弁し惹きつける.
聴き手は自らの感情の深海へと潜水する.
評判は怖い
★☆☆☆☆
そんなにいいか?
技術的にどうなのコレは…。
歌声も好きになれない。
ミスチルの中で一番好きなアルバム
★★★★★
このアルバムが発売された当時のミスチルの人気は凄まじく
大方のミスチルファンはアトミックハートのような
ポップで明るいアルバムを期待していたと思います。
私も明るい”ミスチルらしい”アルバムなんだろうな、と当然思っていました。
なので発売日に買って聴いた時にはびっくりしました。
とにかく暗いというのが第一印象でした。
もちろんいつものミスチルらしい曲もあります。
ミラーやありふれたラヴストーリーなどはいかにもミスチルっぽいです。
でもソーレッツゲットトゥルースなんて
ちょっと某歌手の真似っぽく聴こえて変な感じがしたものです。
なんでこんな曲を?と当時は本当に不思議に思いました。
またゆりかごのある丘からなんて本当に暗くて救いが無い曲です。
でも、この曲はどうしようもない寂しさが表現されていて好きです。
このアルバムはそういう寂しさみたいなものが全体を流れていて
それが好きか嫌いかで評価が分かれるのかもしれません。
私はこういう内向的なアルバム好きです。
自分を見つめ直したい時などに聴くとすごくいいです。