いつもいつでもどんなときでも、自分の想いを正しく思うことはできているかい?
例えば、何かを好きだと想うとき。
例えば、何かを憎いと想うとき。
例えば、何かを叶えたいと想うとき。
例えば、何かから逃げたいと想うとき。
それは本当に、君自身が想っていることなのかどうか、考えたことはあるかい?
そしてもしも、そこに少しでも疑問に感じてしまうことがあるとしたら。
君は《ブギーポップ》に命を狙われてしまうかもしれない。
けどね、忘れてはいけない。そして勘違いしてはいけないよ。
それらの中には紛れもなく、君自身の《想い》もあるっていうことを……。
飛鳥井仁の計画がなんとなく切ないです。
夢があるといえばそうなのかもしれないけれど。
次々にいろんなことがあるし、最後までいっきに読めます。
前半で明かされなかったいろんなことが、後半ではわかってくるので、気分もすっきりしつつ読み進めますよ。
そんな訳で(どんな訳だよ!?)私には他の人のように素晴しい意見は書けませんが、とにかくいいんです!!!
今回の話では末真和子と藤花(ブギー)の関係みたいな所が好きです。 危険なところに首を突っ込みたがる和子を見守っているような藤花(…というかブギー)がいい感じで、読み手の心をくすぐります。
そして私は谷口正樹がとってもいい奴だなーと思っています。
強いんだけど、どこか織機綺のこととなると普段の顔がほころんで…普通の学生になってしまうところが微笑ましいです。
ブギーシリーズは本当に奥深くていい作品です。