社会人として生きていく上で欠くことのできない、契約に関連するポイントが本当にわかりやすく書かれています。
なんといっても、難解な法律用語にふりがなが付けられているのが秀逸です。読めないし、意味の分からない用語が羅列されている、いわゆる法律書はたいへんに苦痛なものだと思います。その点、本書はこまめにふりがなが付けられているので、とても読みやすかったです。
会社に入社するときも、高額商品を購入するときも、家を借りるにも、仕事の上でも、とても役に立つと感じました。
なお、技術者から知的財産関係に仕事が変わった方にもお勧めしたいです。（私が実際にそうです。）
とかく法律の分野は最初のハードルが高いと感じますが、本書は容易に読めて、わかりやすいので、とても役に立ちました。

仕事で、契約書を交わした方がいいんだろうなと思う場合があるが、契約書の話を切り出したら、相手にイヤな顔をされるのではないかと思い、ついつい、口約束で済ませてしまうことが多い。だから、「口約束で契約は成立するのか？」、気になって、ワクワクしながら読むことができた。
木山先生のこれまでの本もそうだが、例に挙げられているストーリーが、リアリティがあり、おもしろいので、「それで、その貸したお金は、戻ってくるの？」など、先が気になって、あっという間に読むことができた。
難しい話も、分かりやすく解説してくれるので、読みやすい。
法律のことで、いざという時には、要所要所、読み返したい。

相談事例がわかりやすくて読みやすい。会話もあり男女関係や連帯保証などありそうな相談にわかりやすい解説が書かれており勉強になる。モンテスキューや福沢諭吉などシリーズお得意のコラムがあり、教養にもなり読み物として法律に触れられる本。

木山先生のご本は文章が大変分かりやすく、「究極の〜」シリーズは、文章術、読書術、思考術と勉強させて頂いております。今回の法律力の本も、身近な事例がたくさんとりあげられ、興味深く読むことができました。また、法律用語も分かりやすく解説してくださっており、この本一冊で、素人の私でも法律の考え方が理解できました。　日常生活の中でも様々な契約をしている私たち。自分の身を少しでも自分で守れるよう、是非この本で法律力を身につけたいです。