瞳子ファンの自分にしてみればかなり嬉しい一冊でした。微妙に胸キュンな描写が多くて死にそうでした(どれだけ死にやすい体質ですか) 今後の展開に期待を込めて☆は4つにしておきます。
学園祭で今年も山百合会は劇を出します。監督は紅薔薇さま、主役は紅薔薇のつぼみと花寺の生徒会長、というところまでは昨年と一緒。衣装合わせのシーンなどでは、初巻に出てきたのと同じフレーズがいくつか再現されていてニヤリとします。
可南子の家の事情という難しい話がからんではきますが、その部分も含めて、安心して読める内容です。
不気味なのは、最後に祥子さまが出した「宿題」と、顔を出さなかった江利子さまの動静。さあ、どうなる?