日本最大のロック・イベント「グレイトフル・サウンド」
一人ステージに立つコユキの後ろで、サクがドラムを叩き始めます。
顔を見合わせる二人。
次に平が、ファンキーなベースで合流。
強力なリズム・セクションとコユキ。
遅ればせながらステージに登場する竜介の手にはルシールが。
これで最後、のように群集を熱狂に巻き込むビートが鳴り響きます。
そして、千葉が会場の中からステージへ。
狂ったように盛り上がる第３ステージ。メインステージ、２ndステージから雪崩のように客がやってきます。
アンコールの声が鳴り響く会場。
立ち上がれないコユキ。そして彼らは伝説のバンドと呼ばれるようになります。

この巻はBECKの中でも特に重要な、GSでの伝説が収録されています。ロックフェス行ったことある人ならこの熱さが伝わるんじゃないでしょうか。
このGS編では、平くんのカッコよさを存分に堪能できます。オススメ。

すごく良かった！！竜介が千葉くんのことを『バンドにいるべき人間じゃないのかもしれない』みたいに言った時、竜介を殴った平くんがかっこよかった！
そして、ライブも良かった！！音はなくとも、すごく臨場感があって、自然と頭の中に音楽が流れてくるような・・。
ライブ後、森の中でコユキと真帆がキスしたのが素敵でした☆
次巻がとても気になります！はやく買いたいっ！けどお金が。。（＾－＾；

この巻まで長い間ライブ生活に没頭してきたメンバーが、今こそ持てる力を発揮！という一つのストーリーのクライマックスが描かれ、二転三転する話の展開がハラハラさせます。
今後の展開が大きく変わる節目的な流れなので、読み終わった後は
「もうじらさないで早く次の巻を出して～～！」
っていう一言が漏れてしまいました。