ライブ・イン・シアトル。
★★★★★
ストーンズやツェッペリンよりも上手く演奏できるグループはたくさんいるでしょう。
しかし、上手く演奏できることを競い合っているわけではないんですよね、ロックバンドは。
あれは、本当に一体何なんでしょうか。
空気、ムード、雰囲気、グルーヴ感。
歌手を目指している人の歌を身近で聞いたときなんか鳥肌が浮いてきます。
上手いのは勿論うまいのですけど、それだけではないですね。
体の中に潜んでいるもの、心の中のものが乗り移ってくるような感じですか。
シアトルで竜介に再会したBECK。
九死に一生を得た竜介のギターはさらにその何かが乗り移ってきたようです。
この音楽のSOMETHINGを求めて皆ライブにいくのだろうな、と思います。