グレイトフル・サウンド出演。
アメリカ・サーキット・ツアー敢行。
日本のロックバンドとしてはかなりの活躍を見せているＢＥＣＫ。
しかし、これだけではプロとしてやっていけません。
プロのバンドになるためには何が必要なのでしょうか。
ＣＤと電波。
ＢＥＣＫのメンバーはアルバイトに忙殺されるながら、２枚目のＣＤレコーディングに着手。
音楽を選ばなければ、まだ皆高校生です。
しかし、関わるプロフェッショナル達はいずれも彼らに絶大な可能性を感じています。
いつか夜は明ける。

本巻は前巻までの展開を受けて、次巻へのさらなる展開につながるジャンプ台に該当する。助走区間といっても良いと思う。でも、映画でもそうだけど、クライマックスの前の展開が分からないと、単なる派手な爆発シーンの連続になってしまう（アクション映画の場合）ように、重要な部分でもある。次あたりに一つピークがくるのかなという予感を与えてくれる。

そして、ハロルド作石さんの著作「ゴリラーマン」や「ストッパー毒島」のお笑い路線を一身に受け継ぐ斉藤さんのことも気になります。桃子先生とうまくいけば良いのですが。