中学生以上なら誰でも気軽に読めます。
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この本では、人間が自在に扱い、人間を人間たらしめている
我々にとって身近でもあり、また神秘に満ちたものでもある
「ことば」の問題を取り上げ、24章の仕立てで、それらの
現象を分かりやすく、とっつきやすい文体で紹介している。
本の構成としては半分が絵で、半分が文字なので、とっつき
やすく、中学生以上ならば誰でも楽しく、肩肘はらず読める
内容になっている。
扱っている内容は、あいまいな文、連濁、語順、敬語、音の
法則、ら抜き、て抜き、に抜き、that抜きのことばなど。
ことばに興味がある人、興味を持ちたい人、これから言語学に
ふれていく人には特に楽しく読めると思います。
楽しく読める上に新しい発見がある
★★★★★
「ことばの仕組みについてに関心を高める」というコンセプトのもと、中学生(あるいはことばに関心のある小学生まで)にも楽しめる本として書かれている。今日の言語学が明らかにしているトピックを、楽しいイラストとともに非常に分かりやすく書いているため、言語学(生成文法)の始めの一歩として読むこともできると思われる。
専門書を読む前にどうぞ。
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「認知科学ってなんだ?」思ったとき、お勧めの一冊です。いきなり専門書を
読むのは大変です。その前にこの本を読むとイメージがつかみやすいです。また例文は同じ著者の別の本でも例文として使われていることがあり、理解するのにとても役立ちました。意外な副産物ですが、うちの小学生のこどももイラストを喜んで見ていました。親子の交流にも一役かってくれたようです。
おもしろかった
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ほかのかたも書いていたように、おとなにもおもしろい本です。
たのしくてすぐ読めちゃいます。続編がほしいですね。
おとなに読んでほしい
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この本はイラストもたくさん入っているし、語り口も平易で、
一見すると、子供向けの本のような印象を受けます。もちろん、
中学生にもおもしろいと思うのですが、むしろ、おとなに読んで
ほしい。ことばなんて簡単なもんさと思っているおとなは多いし、
だから、いい加減な言語論が横行している。この本を読めば、
それが大間違いであることがよくわかる。お勧め。