一応、全巻通読しましたが、さほど面白く感じませんでした。ギャンブルだけで読者を惹きつけられないから、意味のないバトルを入れてごまかしてるだけの漫画という印象でした。(ファンの方にはゴメンなさい)

嘘喰いは回を重ねるごとに面白くなっていきますね。

特にこの迷宮編は登場人物それぞれの強い魅力がより一層あって引き込まれます。

特に箕輪さんなんか、口だけであまり対した実力じゃないと思っていたのにまさかの超人で度肝抜かれました!! マトリックス体勢からの蹴り上げなんて失禁物です!!

そして獏さんは今までにないくらいのピンチで顔がヤバい事に…

とにかく続きが待ち遠しいです!

今まで読者は梶目線で嘘喰いを見ていたため、嘘喰いを神や悪魔といった人間離れした存在として捉えていたが、今巻は嘘喰いが葛藤しながら、謎を解いていく様が見える。

また、それまでヤンキーキャラで端役のイメージが強かった門倉立会人のキャラが強くなり、次巻にかけて素晴らしい展開を見せてくれるだろう。

超人箕輪とマルコの決闘シーンの見ごたえも素晴らしかったし、南方の仕掛けた罠が今後どのように作用するのか本当に楽しみである。

この漫画の出会いは漫喫のお勧めコーナーにあったのを偶々読んだことです。
普段斜め読みしかしない自分にとって衝撃的な漫画で、何度も読み返しました。
最初は大した画力では無いと思いましたが4巻辺りから突然向上します。
とても迫力があります。
暴力、ギャンブルが嫌いな人で無い限り間違いなくお勧めできます。
私は以前ヤンジャンの読者でしたが、嘘喰いの単行本を買う為に読むのを止めました。
楽しみを残しておきたかったのです。

前置きが長くなりましたが、12巻もとても面白いです。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが人間関係、各々の目的、それにどのように迷宮を攻略するのか目が放せません。
13巻が出るのを早くも待ち望んでます。
登場人物の思わせぶりな言い回しや、主人公の駆け引きは何度読み直しても鳥肌が立ちます。
間違いなくお勧めです。

嘘喰いはこれまで知能戦パートと暴力戦パートという2つの話の魅せ方をしてきましたが、今回の実物迷宮勝負は性質上この両方が絡み合う展開になっています。
門倉の過去、因縁ありそうな新キャラ、獏さんの相変わらずの勝負強さ、マルコ対箕輪と見所が多いです。
思索と暴力が渦巻き、いつ命を落とすやもしれない緊張の連続、次の巻も楽しみ。