迷宮完結!!&新章へ
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いやー、読んでて気持ちがいいですね毎回。迷宮編は結構続きましたがこの巻ですべての決着がつきます。
天真が見抜いていた、貘がゲーム前に行ったある行為、その行為の本当の意味は天真ではなくある人物が知ることになります。その真実に鳥肌が立ちました。
さらにあの人物の家庭事情+過去が少し書かれています。
迷宮ラビリンス完結、新章は梶君!
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迷宮編はクライマックス、勝負は決し最後は○○と門倉立会人との壮絶なバトルが繰り広げられます。
そのバトルの最中、門倉立会人はある一つの気づきからこのゲームの裏で何が起こっていたのか思考を張り巡らし真相に近づいていきます。
気づきと思考と戦闘を同時に行うそのシーンの圧倒的な完成度。
ワクワクとハラハラとあぁそういうことなのか!が一挙に押し寄せる『第145話 怪物退治』クライマックスにふさわしい一話です。
息苦しい緊張感に満ちた迷宮編はさわやかな終わり方をします。
そして今回の章で被害者であり加害者である人物の後日談がほんの少しだけ語られます。
もしかすると彼の物語はここでは終わらないのではないでしょうか。
そして次は読者視点という役割を担う梶君をメインに据えての新章スタート!
0円ギャンブルでの敗北の代償としてかけられた自身の冤罪事件解決のため、そして何より獏さんの隣に胸を張っていられるようにと自ら行動し始めます。
武器商人カールとの奇妙な縁、真犯人との接触、同じ場所に居合わせる意外な方々、事件解決の為に梶が考えた必勝ハメゲーム。
いわゆる新章のメインゲームへの「ヒキ」です。
メインのゲームを描いている15巻は同時発売しているので一緒に購入することをお勧めします。
導入部からすぐに次が読めるのはうれしい!
『迷宮のミノタウロス編』 完。そして新章へ・・・
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迷宮の勝負、とうとう最終局面です。ちょっとしたネタバレになってしまうかもしれませんが、
迷宮の『怪物』がついに誕生(覚醒というべきでしょうか?)します。
『怪物』の言っていたあの言葉は「痛い」という意味ではなかったのですね。しかし、『怪物』は1匹ではありません。そして『怪物たち』の戦いの行方は? 時を同じくして梶は自分に殺人事件の罪をなすりつけてのうのうと生きている『真犯人』と対峙します。果たして、梶は貘の力を借りずに光を手にすることができるのか・・・。15巻も同時発売ですのでそちらもどうぞ。
伽羅vs夜行の熱い闘いも要チェックです。
この漫画はキャラクターの表情や言い回し、擬音などが特徴的で素晴らしいですね。
この巻での個人的名ゼリフは
「こんな○○を○○ておきながらどうしてそんな誇らしげな佇まいで私を見つめる事が出来るのです?理解できない」
○○は一応伏せておきます。気になる人は読んでみましょう。