ついに…
★★★★★
ハイテンションな漫画だけにいざ終わるとなるとものすごく寂しい…
スクランにはたくさん笑わせてもらった!!
批判するヤツもいるが、やはり最後まで応援してきて良かった!!
てなわけで、究極勘違いラブコメディー完結です!!
あれれれれ
★☆☆☆☆
マガジン作品だったのに、回を重ねるごとにサンデー化していった。
マガジンの読者はもっと泥臭いものか、イっちゃってるものを読みたいはずなのにねえ。
あえて救いがあるとすれば、播磨だけが最終回でもマガジン精神を体現するかのように漂流し続けていたという点かもしれない。
最終巻
★★★☆☆
最後まで読んだ感じでは、やはり本当はもう少し何か書きたかったんだろうけど
無理やり終わらせた、って感じがものすごくした。
個人的には、播磨と八雲が最後どうなるのかが見たかった。
最終巻です。
★★★★★
この作品は、講談社が発行している『週刊
少年マガジン』で連載された学園もののラブ・
コメディー漫画です。矢神高校2年C組が繰
り広げる学園ドラマは、読者に笑いを与えて
くれます。
22巻の特徴は、とうとう最終巻に突入し
てしまったことです。ご陽気漫画からシリア
スな展開になって、面白い作品に仕上がって
いる所です。
沢近さんの告白や塚本天満の決意、高野姐
さんのスキャンダルなどテンポの良い展開に
読みやすい内容だと思います。
スクランの話は脇役が良い味を出していた
のが良かったと思います。最終回は、播磨や
花井達の扱いが中途半端な感じもしました。
播磨には高校を卒業してほしかった…。
主人公不在で、3年生編や塚本八雲を中心
とした後輩編など、第二部編成で続けてほし
かったかなと思います。花井春樹や周防美琴、
高野姐さん、結城さん、後輩の稲葉さんとの
話がどうなったのか気になります。あとは、
今鳥恭介と一条かれんが付き合ういきさつを
書いてほしかったです。気になる箇所が多い
ですが、最終回を迎えました。6年間お疲れ
様でした。
さて、最終巻ですが。
★★★★☆
まあ、スクランは一つ一つの話にそれほど繋がりは無いですし、引き伸ばして引き伸ばしてここまで来た感があります。
でも、それだけに自由度も高くて遊び心満載でしたし、いつまでも恋愛に終止符が打てないという事もありましたが、それが逆に良かったんですよね。勘違いとか、どんどん話がややこしくなってきたりとか…(笑) 王道展開がたまにとんでもない方向にいってしまう…。そこがすごく面白かったです。
ラブとコメディの割合も丁度良い。ラブ寄りになっても不満は全くなかったです。主人公だけの恋愛ではなく、その他のキャラの恋愛も描いて、色々な面で楽しめましたね。播磨と花井の女性関係のややこしさも夢があって(?)面白かったです。たまにかわいそうですがw 主人公だけがやたらとモテるとかそこまで現実離れした恋愛話ではなくて、身近に感じる部分もあり、そこでキャラに愛着が湧いたりもしましたね。
そして、所々にあるシリアス。それは若者なら誰でも考えるような悩みや弱さ。そういう所に向き合っていて、そこで感じる「優しさ」に触れるわけです。そこでこの物語の魅力を一層感じました。
それらの点がスクランの良さだったんですよね。個人的には。
スクランのシリアスはそっと心に触れる…くらいが丁度良かったわけです。それは必要不可欠な要素でした。その位置づけを守っていれば…。
しかし、最終巻で少しバランスが崩れてしまったように思います。
最後は何とか感動的に纏めましょうという感じで、展開としては、ありきたり…な感じがしました。
純愛アニメや純愛ドラマにありがちな単純な物語、ただ視聴者に媚びているだけじゃないのか?と思わせるような感動(どこか不自然で興冷めだったり…。もちろん、全ての作品がそうだ!なんていうつもりは全くないですが。)
そういう感動を何度ももらって飽き飽きしていた所に、スクランの物語は痛快なものだった、それでもなぜか素直に(自然に)感動、共感できてしまう。だからこそ残念でなりませんでした。最後だけ少し…。
感動できるコメディ。おバカな中の感動。それはとても難しい事だと思います。一歩間違えれば茶番になってしまう。
これまで十分に楽しませてもらいました。小林先生には感謝しています。その気持ちは変わりませんよ。