続・歩行祭 〜結婚式有〜
★★★★★
この作品は、講談社が発行している『週刊
少年マガジン』で連載中の学園もののラブ・
コメディー漫画です。矢神高校2年C組が繰
り広げる学園ドラマは、読者に笑いを与えて
くれます。
20巻の特徴は、歩行祭がメインとなって
います。高野姐さんが企画した『どっちかわ
かるんだ門』から展開する話は面白いと思い
ます。また、播磨の超お猿さんは体育祭の時
の天王寺同様、あくまでイメージだと思いま
す。しかし、塚本天満のポッキーは、かなり
迫力があります。
20巻のおすすめは、結婚式を含む一連の
話です。懐かしいキャラクターも登場してス
クランらしさが満載です。
つまらん
★★☆☆☆
作者はひとつの作品に集中すべきだと思う。
他の作品やりたいのならせめて今の作品を終わらせてからのがよいのでは。
痛すぎる播磨・・・。
★★★☆☆
20巻の一番のメインは、花井&ミコチンの恋物語
ストーリーでしょう。
今まで微妙だった二人の気持ちの居所を、スクラン
らしく描いたナイスストーリーだと思ったりします。
あと、脇役のストーリー満載ですが、相変らず脇役は
いいです、もはや彼らがいてこそのスクランですね。
個人的には、巻末の舞ちゃん&西本のエピソードなんかは
スクランらしくて、好きですね。
それに比べて、播磨の痛いこと痛いこと、最初の頃の
いい意味でおばかな播磨はもういないなぁ・・・、
と思ったりします。
金的を食らわしたお嬢に、拍手ですね。
クライマックスに向けて収束していく恋模様。
★★★★★
歩行祭は順調だが何か物足りない。それは男女の交流!
そこで高野晶はある企画を用意していた。
丘の上に2つのゲート。それぞれに「いる」と「いない」と書かれている。これは好きなひとが「いる」「いない」でどちらかのゲートを通らなければならない。つまり意中の相手の恋愛状況を把握できる画期的なイベントなのだ。
この名付けて『どっちかわかるんだ門(by高野)』の「いる」側を通る女子に浮き足立つ男子、そしてどっちを通ろうか友達と相談する女子。そんな青春を満喫しているかれらを見ていた播磨拳児と塚本八雲。
当然、天満にアピールするため「いる」側に向かう播磨だが手錠によって八雲もいっしょに来ちゃうわけで、それを見たクラスメートに例によって誤解され、沢近・天満の両名にも目撃される悲しき播磨・・。
20巻は全編歩行祭!
メインよりサブキャラクターがクローズアップされる今巻は秀逸。
初期はギャグ路線だったが、前巻から最後の行事ゆえのクラスメートたちの最後の恋のチャンスをどうにか叶えようともがく姿がベタではあるがとてもリアルに描かれている。いつもカップルを妬む男子たちも今回ばかりは照れながらも女子と話そうとする所や、泊まりの男女雑魚寝での打ち解けた感じの会話シーンなども感慨深い。結城さんの楽天ぶりや、鬼怒川さんと仲良くなりたい斉藤くんなど、サブ・みどころはてんこ盛り!
サブキャラクターの魅力が今一番輝いている20巻。