22巻まで付き合えた人には満足がいく本なのかな
★☆☆☆☆
連載の途中から絵がぐっと古くさく、線も雑になり
内容も付いて行けなくなったので
19巻で読むのを止めたのですが
これだけレビューの評価が高いならもしかして改善されているのかも…と
一縷の望みを抱いて買ってみました。
ところが結果 絵は雑だし、話も…
この作家さんのまんがを買う事はもう無いです。
三角関係にちゃんと結着がついたので、そこは評価したいと思います。
不要な一冊
★☆☆☆☆
漫画家は連載開始時にある程度の構想は練っているが、最終回までは
考えていないパターンがほとんどだと分かってしまった昨今。
小林尽氏は特にひどいパーターンで、初期が本当に大好きだった自分としては
最悪の結末でした。最初からキャラクターに感情移入していればいるほど、消化不良すぎます。
しかもこの巻のほとんどはパラレルワールドみたいな話で、本筋はわずかラスト2〜3話。
買ったけど、一度読み流して即売り(売れなければ捨ててもいい)でした。
サバゲーが始まる前くらいに自分の中で、面白い短期連載マンガだったと割り切って
先を読まない方がまだ良い
プラスα―播磨拳児のその後
★★★★★
この作品は、講談社が発行している『週刊少
年マガジン』で連載されていたの学園もののラ
ブ・コメディー漫画です。矢神高校2年C組が
繰り広げる学園ドラマは、読者に笑いを与えて
くれます。
この巻では、本編では語られなかった播磨・
沢近・八雲の三角関係が決着する話などを収録
されています。本編の最終回は、ああいう形で
したが、この巻の最終回では、卒業式が舞台に
なっています。感動のクライマックスと謎だっ
た理事長の正体がわかります。
この作品のおすすめは、塚本姉妹の話です。
アメリカへ旅立って数年経った塚本天満が妹の
塚本八雲とアメリカで再会する話は、スクラン
らしい展開で良かったです。
本編で語られなかったサブストーリーを興味
のある方は是非読んでみて下さい。
グッときた
★★★★★
最後に播磨が発した『いい女だろ…』という言葉にグッときました。
あぁ、今までこの漫画を読み続けてきて良かった…
決着はついても、今ひとつ納得が・・・
★★★★☆
全22巻の「本家」スクールランブルは、その終盤の展開があまりに唐突で、
まるで連載を終わらせるために取り繕ったようなラストで、ストーリーの大きな軸のひとつだった
播磨・沢近・八雲の三角関係も不明瞭なままで終了し、非難の声も多くあがりました。
この「Z」は、いつもながらのキャラクターをイジくった番外話と、「本家」を補完する話とが混在しており、
三角関係については明確に決着が付き、烏丸を思いやる天満の一途な気持ちも伝わってきます。
そして高校の卒業式というかたちで感動のフィナーレを飾っています。
しかし1冊のマンガとして見た場合、「夏のあらし」同様に画が荒れて不安定な部分が多く、
表紙が「深刻な顔をした播磨拳児1人」というのも、今ひとつ違和感があります。
スクールランブルのファンの方であれば、その内容の充実からぜひとも読んで欲しい1冊なのですが、
個人的にはスクールランブルは「お祭り」であり、話の終わり方はともかくとして、
本家22巻の表紙にある「5人の笑顔」こそが、お祭りを締めくくるラストに相応しいように
感じてしまい、こちら「Z」は☆4つが適当かなと思いました。