クライマックスへ
★★★★★
この作品は、講談社が発行している『週刊
少年マガジン』で連載された学園もののラブ・
コメディー漫画です。矢神高校2年C組が繰
り広げる学園ドラマは、読者に笑いを与えて
くれます。
21巻の特徴は、歩行祭が終わることで、
2−Cとしての最後のイベントが終了してし
まうことから展開する話です。『マガメガ』
でも紹介されているように、クライマックス
へ向かって話が進行しています。
例えば、塚本天満が烏丸君についに告白を
する所や播磨拳児が塚本天満に告白をする所
がそうです。陽気な話から一転、シリアスな
展開がおすすめです。
この漫画に病気ネタは不要。
★☆☆☆☆
21巻、終盤のベタすぎる展開で、少しながら男らしい播磨が復活しますが、
それまでは、やっぱり単なる痛い男に成り下がってしまった播磨・・・、
明らかに、キャラのもっていき方を間違ったように感じます。
そして、それ以上におかしな展開の烏丸、よりによって病気ねたですか、
この漫画に、そういうオチはいらんでしょう。
スクランらしいはちゃめちゃなシーンと、シリアスなシーンを同居させよう
という努力が感じられますが、どうもまとまりが悪い、収拾がついていません。
無意味に長引かせてしまったつけが、一気に来ているように感じます。
学園祭までは面白かったんですが、そこから沢近と八雲のバトルにこだわりすぎた、
そのせいで、天満と烏丸のストーリーが極めて薄っぺらく感じます。
いい漫画だったんですがね・・・、もったいないなぁ、と感じる21巻でした。
ついに・・
★★★★★
ついに高野が表紙になった!その一点で買いです。
・・・
★★☆☆☆
初期のあの楽しげな感じはどこへいったのでしょう?
長期連載になったからといって、適当な後付け丸出しの
ストーリーはやめませんか小林せんせー!?
まるで伏線を張っていたような書き方をしてるけど
完全に「ついこの間思いついた」的な展開です。
読者にショックを与えて「ショック=面白い」というような
やり方は絶対に邪道です。これじゃスクールランブルじゃなくて
スクールデイズじゃないですか。
初期のスクランが好きで愛読者はついてきてるから売れるのであって
正直終盤のグダグダ感は否めません。
最近入るようになった劇画タッチの画も気持ち悪い。
面白かった頃と比べると、完全に別物になってしまって悲しい限りです。
これは読むべき
★★★★★
今回も少し切なく(?)なるような内容でした。
元々自分が感動しやすい質だからか、泣けました。
ストーリーの先が読めそうで読めない作品ですね。
たまに、時間軸が過去に戻ったり現在に戻ったりする話が本編の間に入り込んで少し戸惑いました。
数巻前からそろそろ最終回だなという匂いを放っていましたが、次回最終巻。
今から待ち切れぬ。