要点を上手くまとめたメイキング。観て損はなしです。
★★★☆☆
こういうナビゲートDVDは、本編の特典ディスクと内容が被るものが多いのだが、これは主演ふたりの日記形式で1か月の撮影を辿っていく、という見せ方であり、特典ディスクにないシーンも多い。また、特典ディスクがインタビューや舞台挨拶メインの収録であったのに対して、こちらは直球一本のメイキングのみなので、本編を観たあとの方がわかりやすいかもしれない。榮倉奈々と谷村美月って、実生活で同じクラスになっても、絶対に違うグループになりそうだが(笑)、メイキングを観てもその距離感が微妙だった。まあ、作品そのものの関係性も微妙だったので、俳優として距離を置いていたのかもしれないが。演技に関しては谷村美月の圧勝だったので、そういう点でも榮倉奈々は複雑だったのかも。ただし、本当に直球のメイキングであり「榮倉・谷村スペシャル」のような趣にはなっていないので、ふたりのファンは要注意(笑)。
谷村美月ハジけてます! 淡くダサい恋愛模様に期待!
★★★★☆
公開前にこういうの見れるってホント嬉しいです。 谷村美月がノリノリで実に新鮮!見てて楽しいです。最近ちょくちょく金髪のヅラ被ったり、すっとんきょうな役で微妙に笑わせてくれてる彼女、実はこういう役が一番ハマってるのかも。 林直次郎君がやたら照れて美月ちゃんとうまく絡めなかったりとか、彼女のほうにも照れがうつってやりにくそうなとこが微妙におもしろいです。 石田法嗣君も相変わらずいい感じで、榮倉さんのリップクリームの件とかおもしろい、てかマジ幸せそう。でもカナリア以来の美月ちゃんとの絡みがなかったのはちょっとさみしい…。 あと柄本佑と榮倉さん、この組み合わせってどうなんでしょう?
―というわけで、文化祭のバンドのシーン見るだけで今から既にじわっと興奮してきます。まさにCOMING SOONって感じ!! 早く本編見たいです。
青春が等身大だったころ
★★★★☆
地元、栃木で撮影されたわけですから、見ないわけにはいきません。
劇場で見た後には、このメイキングDVDが見たくなります。
本編の主題である、「ダサくてさえない、どこにでもありそうな青春」を
描くことに、制作にたずさわった皆が真摯に向い合う様が
とても気持ちを暖かくします。
作品中に「携帯電話」はまったく登場しません。登場以前の
時代設定か、あえてはずしたのか、なんにしても便利さと引換えに
失われたものに思いを馳せずにはいられませんでした。