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ハートボイス―いつか翔べる日 (ときめき文学館)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 金の星社
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超リアル&超泣ける ★★★★★
青木和雄さんの作品は大好きで、読んでみたらまた違う感じの作品でした。純生君の物語の他にも、色々な物語があり、とても読み応えのある作品なので、是非読んでみてください。
現代の大人たちへ ★★★★★
純生の声が届く人最初は居ないに等しかった。居たとしても、父親のみ。
小1の時には担任に嫌みを言われ、登校拒否に。
頭では行かなければならないと思っても、体が拒否して動かない。
学年が上がり、担任の自己紹介をからかった事で、後ろの席の百瀬あきらと友達になり、友達が増えていく。
ひまわり学級の先生、校長先生には、最初は疑っていたが、ハートボイスが届く様だ。
その後、岡崎をはじめ、様々な問題を校長先生に協力してもらって解決していく。次第に周囲の大人も変わり、遂には純生の母親までもが反省し、ハートボイスの届く人となっていた。
その頃には純生はもう、すっかり明るく親切な人間になっていた・・・。
現実社会には、ハートボイスの届く大人が少な過ぎはしないだろうか?
青木和雄の著書全てにおいて言える事だが、自分自身を見つめ直させてくれるいい作品だ。これらを読む事で、ハートボイスの届く大人が現代社会にも増えてくれたらと思う。
柔軟な伸びやかな心 VS かたくなな心 ★★★★★
 シリ-ズあと一冊(読むの)残していますが、著者も書いているように、非常に盛りだくさんな内容で、自分自身これまでの中で一番よかった様な気がします。

 日常的な感覚の中で(シリ-ズの他のいくつかは非日常的な感じが強かった・・・)、純生が苦しむ心の葛藤、母親庸子の頑なな心のバリヤーと罪悪感の相克という、親子2人の心の問題がある。
 その背景をわかりやすく明らかにされながら、それを取り巻く伸びやかで柔軟な子供たち友人・教師・親たちとの心の交流を経て、二人は徐々に明るく包容力のある心、人間らしい人間へと成長していく。

 障害者や他国籍者との心の共鳴を通して、自分たちとちょっと違う人達もやっぱり同じ尊重されるべき人間なんだ、という気付きを与えてもらいながら、人々は成長していく・・・ (何回 涙したことか・・・)

 ちょっと気になったのは、「人間として」という言葉が当たり前に何気なく使われること・・・ 「人間らしい」という言葉も難しい・・・

 その言葉の心地よい響きの裏側に、人間を十把一絡げにしてしまうかもしれない危険性もあることに、注意を払いたいと思う。

心の声が聞こえますか? ★★★★★
母親や担任の先生に心の声が届かず、純生は小学校1年生で不登校になってしまう。5歳の純生にかけ算や割算をやらせ、友だちと遊ぶ時間を奪ってしまった母親。自分のペースを乱す純生を教室からおいだしてしまう先生。心の声に厚い壁をつまれた純生だか、友だちや校長先生に出会い、次第に自分をとりもどしていく。

ここに書かれている事がすべて、作り物だったらいいのにとおもいながら、一気に読みました。そして、涙がとまりませんでした。すべての人に読んでほしいです。