軌跡
★★★★★
いよいよアノ人(!)が登場するということで
空にも大きな転換期になっている24巻だと思います。
11・12巻におきたことの
おさらいと補完にあたる部分でもあるので
空や由夏さん、円、酒巻監督らへんが担い手です。
今回はひとつの試合に重点をおいた内容ではなくて
試合をこなしていく空たち九頭龍高校の日常が中心です。
試合シーンよりはメンタル面に重点をおいて
いろいろ区切りをつけていく、そういう内容だと思います。
私にとってカバー裏のメッセージはとっても重要なので
今回もありがたい、と言いますか得心がいったというような言葉だと思います。
ページをめくるごとに感動が増していくので
楽しく、また「あーそういう意味だったのか〜!!」と思えるハズです!
異色のバスケットボールマンガ第二十四巻
★★★★★
身長僅か150センチメートルの男子高校生が
(ガードとはいえ)主人公をつとめる上、
所属チームがひたすら負け続けていたと云う
異色のバスケットボールマンガ第二十四巻。
超高校級の選手が登場するわけではないため
普通の高校生の生活や家庭の問題などが
丁寧に描かれている点において、作品世界に
しっかりとしたリアリティが感じられ好感が持てる。
スコアラー「トビ」が怪我から復帰したことにより
快進撃を始める主人公「空」たちバスケ同好会。
そして長年「高校生」としての指導者はいたものの
いよいよ本巻では不在であった「バスケの」指導者が現れる!
部への昇格の条件(勉学・教師の協力等)を
ひとつひとつクリアーしながら、物語は現在、
正のスパイラルを一気に駆け登る雰囲気に満ち満ちている。
嗚呼、早く早く次巻が読みたい!
真っ向勝負
★★★★★
24巻に至るまでのこの数巻、泣いてしまいます。
一生懸命、必死、努力
そんな姿と、その過程を突きつけられます。
かっこいいなぁ。
そこから、芯を外さずにこれからも続いて欲しい。
たまにある、誰が言ってる台詞だかわからない吹き出しは
ご愛敬ってことで。
チームの成長
★★★★★
チームの得点減であったトビ君を欠いた状態での試合が続きます。
しかしトビがいなくてもかなり戦えるようになり
トビだけに頼らないチームに成長できていることを読んでいて実感できます。
特にヤスやチャッキーの成長が著しく嬉しくなる。
そして監督の件も進展します。空達の監督は意外な人物に?!