原因はパパ
★★★★★
モキチ入部した辺りからおもしろくなったんですが、車谷パパが監督になってからは読む度にゾクゾクに近いワクワクを感じてます。
肌にブツブツできます
THE 少年漫画
★★★★★
激アツ。
いや最早ゲロアツ。
本格ギャグ(及びバスケ)漫画。
僕はスラムダンクが大好きだから「バスケ漫画?あー絶対つまんないねー」くらいに思いながら読み出したんです。
あんな面白いバスケ漫画ねーよ。
って。
ところがどっこい。
こんなに面白くなるとはっ!!!!
ストーリーが凄くしっかりしていて、細かく描かれていて。
各キャラクターの心情まで描かれているから凄く感情移入しちゃう。
25巻では「地獄の合宿」編とゆー訳で、それはそれは鬼のようなメニューを空のお父さんの智久の下で男女共にこなして行くんだけど、素直に「高校戻りてー」と思ってしまいました。
戻りたくないけど。
スラムダンクよりもバスケのルールが分かりやすいし、キャラクターの恋愛とか葛藤とかサブストーリーも充実しているから、バスケやってない方にもオススメ。
その代わりメチャクチャ話が進まないんだけどねー(笑)
でも、その分凄く丁寧で面白い漫画ですっ!!!!
異色のバスケットボールマンガ第二十五巻
★★★★☆
身長僅か150センチメートルの男子高校生が
(ガードとはいえ)主人公をつとめる上、 当初
所属チームがひたすら負け続けていたと云う
異色のバスケットボールマンガ第二十五巻。
超高校級の選手が登場するわけではないため
普通の高校生の生活や家庭の問題などが
丁寧に描かれている点において、作品世界に
しっかりとしたリアリティが感じられ好感が持てる。
部昇格の条件であった10勝を軽くクリア、
監督として就任した主人公「空」の父親
国語教師「智久」による反対派教師に対する
ハードネゴも成功、九頭龍高校の男子バスケ同好会は
部への再昇格を果たす!
そして夢のインターハイ予選まであと五ヶ月、
智久監督による地獄の冬合宿が始まる。
全員が克服すべき課題を少しずつクリアしていく。
スローなエピソードが続く巻ではあるが、
年明けの地域交流戦が始まるのが
待ち遠しくてたまらない。
リアルに、バスケ漫画。
★★★★★
全体を通して、色んな意味で現実的な漫画だと思います。登場人物一人一人が何らかのコンプレックスを抱えて、主人公サイドがご都合主義で勝つ事も無く、常に『周りの評価』と『自らの弱さ』と『結果』を突き付けられる。
勝負事を描く漫画に有りがちな「はいはい、今回も全部うまくいくんでしょ」という皮肉な安心感が無くて、登場人物が感じてる不安や焦燥がリアルに伝わってきます。
個人的に、読んでいて「は?都合良すぎだよ」とイラッとしない所、『1つの努力に対して1つの良い結果があるとは限らない』という、当たり前さが心地好いです。
僕はNBAプレーヤーになりたい。
★★★★★
この漫画って、台詞がすごく良いです。心の深くまで響いて熱くさせてくれる台詞がすごく多いです。連載当初は、スラムダンクに似ているという批判もありましたが、いまでは僕にとっては素晴らしい台詞の多さからスラムダンク以上に魅力を感じる瞬間のある作品でもあります。
この25巻とは関係ないですが、個人的には白石静が好きです。バスケにかける覚悟がカッコいい。
「僕はNBAプレーヤーになりたい」
小学生のときに、大栄の酒巻監督にどんなプレーヤーになりたいかと聞かれ、みんなが身近な目標を答える中、白石静はこう答えました。僕は読んでいて熱くなりました、正直。でも白石に限らずこの漫画の登場人物はみんなそれぞれ、味があって本当良いです。
クズ校には大栄と公式戦でもう一度、絶対に、戦って欲しいです。