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ごはんの旅人

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: ジェイティビィパブリッシング
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贅沢な食ガイド ★★★★★
ところてん、あんぱん、佃煮、ざる豆腐…。
一見「地味」なものばかり紹介されているようだが、読み進めるうちにこれこそ「贅沢」な食べものなのだと思えてくる。
この本で紹介されている食べものは、すべて効率性や経済性にとらわれず「美味しいものづくり」にはげむ生産者が丹精込めて作ったものだ。
かなりの苦労があるのだろうが、むしろ「好きだから作ってるんだよ」という楽しそうな姿が伝わってくる。
それを食べる向笠氏のうれしそうな様子。読んでいるこちらもすぐに食べに行きたくなってしまう。
読み物としても楽しいが、すべて店舗情報が掲載されているので実用的に使えるところも便利。
日本の食の豊かさが詰まってます ★★★★★
日本の食の自給率が深刻な状態になっているなか、この本を読むといかに日本の食材の豊かさがスゴイかが分かる。世界でも有数な美食国家日本。その根源は郷土料理にみられるその土地ならではの食材を生かし、限られた保存方法の中で工夫して生まれてきたものであることがこの本から伝わってきた。読んでて楽しく知識も得られる本だと思う。また旅行好きならば郷土料理のガイドブックとしても使えるのではないだろうか。紹介されたそれぞれの食べ物には取り寄せの連絡先も載っているので重宝しそう。おすすめです。
本物のおいしさ ★★★★★
食品偽装や中国ギョーザなど食の安全性が問題になっていますが、この本は本物のおいしさについて目を開かせてくれます。舌を満足させてくれるだけでなく、食べると元気が出てくるような、体に良い食品こそが「本物」と主張しているわけで、食の原点を常に意識しているという点において、よくあるグルメ本とは一線を画していると思いました。何しろ取り上げている食品はすべて現地に足を運び、自分の目と舌で生産の現場を確認しているというのがすごい。また経済効率優先の世の中で、頑固なまでに品質にこだわる生真面目な生産者がたくさんいるということも教えてくれます。食の将来に不安を感じざるを得ない時代ですが、この本を読むとまだまだ捨てたものではないという気がしてきます。