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資本論の経済学 (岩波新書 青版 B-67)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 岩波書店
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入門書ではない ★★★☆☆
本書のタイトルは「資本論の経済学」ですが、
内容は決して「資本論」で述べられている事柄の紹介に止まってはいません。
著者である宇野氏の学説が前面に出ています。
従って、内容的に難解な個所もあります。
本書は決して「資本論」の入門書ではありません。
この点に注意が必要です。
なんかよくわからない ★★★☆☆
マルクスを批判するならマルクスをきちんと知らねばならないだろう。
マルクスにも使えるところはなんだかんだでいろいろあるだろう。
マルクスを現代にも通用する形でくみ出した解釈としてはやはり宇野経済学だろう。

ということで、宇野の資本論解説本を読んでみたのだが、いまいちわからない。

難しい言葉を使っているわけではないのだが、単純な言葉に違う意味が付加されているようで、よくわからなくなる。
マルクス経済学全盛のころのシャーゴンは、今の私には残念ながらまったくピンとこない。
多分そういう語が普通に使える時代に書かれたのだろう。

マルクスを知ろうと思ったら、現代の人が書いたマルクス(主義)の解説本を読んだ方がいいのだろう。
宇野自身の思想はマルクスに縛られ過ぎずに出てきている本を探した方がいい気がした。