フレディの最高傑作
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でしょう 文句無しだよね。まあー 文句が有るとして フレディさんが 持てる才能 労力 時間を 最大限注ぎ込み 作り上げた労作である事に異論は無いでしょう? 今 聴いても 凄い作品だなぁと思う。スタジオを三日間も使ってるし ミュージシャンの入れ替えも有るし ブルーノートのバックアップも万全だったんだね。ところが これが 商業的には失敗してしまう…同時期のオリバー・ネルソン「ブルースの真実」は売れ、画期的な作品と評価され、皮肉にも「ストールン・モーメント」のフレディさんの ソロまで絶賛されてしまう。ところがブルーノートからは契約を解除され メッセンジャーズは解散… ここから フレディさんの苦悩が始まるんですね。世の中解らんもんですわ。この後の フレディさん名義のアルバムなんて MPS盤 「ハブ・ザ・ハバード」を例外とすれば 新たにオリジナルを書く事は無く 昔作った曲の再演か 愚にもつかぬスタンダード曲集ですわ。プレイヤーとしては常に評価されながら アーティストとして二流の烙印捺された訳 今だに そういう風潮だよね! ファンとしては凄い悲しい。てゆーか プレイヤーとして ある意味 頂点を極めた V・S・O・Pの 傑作ライブ 「ザ・クインテット」の最後の曲 「バードライク」て フレディ・ハバード作曲て どれほどのジャズファンが知っているんだろう? それを思うと虚しいよ。フレディさん ワタシ的には ショーター、ハンコック並のアーティストなんだけどなあ。(とほほの助)
やっと見つけた代表作!!
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サイドマンとしての名演は数あれど、リーダー作での名盤が見つからないと定評のフレディ・ハバード。…探しましたよ自分も。『オープン・セサミ』は確かに良いけど個人的にモダンさに欠ける、『スカイ・ダイブ』はタイトル曲は名曲だけど、ハバートの欠点である(吹きすぎ)が顔を出す…。『ボディ・アンド・ソウル』や『レディ・フォー・フレディ』はなかなかだがショーターとの共同制作といった感じ。タワレコお薦めの『Soul Experiment』は一曲目で絶句・・・。
んでこのアルバム、来ました最高!やっと見つけたという感じ。新主流派としての彼の代表作といっていいです。
ハバードは普段より少々抑えたプレーにも聞こえますが(吹きすぎ) のきらいのある彼には丁度良いのでは?またジェームス・スポールディングのフリーがかった名演もGood!!
ハバードの素晴らしい曲のみで固めてあり意欲を感じます。あまり語られないけど彼は名作曲家です!!