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Here to Stay

価格: ¥1,138
カテゴリ: CD
ブランド: Blue Note Records
Amazon.co.jpで確認
この一瞬を殺すなよ って感じ ★★★★☆
まさに率直な感想はそれだろう。1962年に吹き込まれた本作は20年近く陽の目をみることがなかった。あまりに勿体ない。
普通にジャズの楽しさに溢れ、ジャズの心地良さに包まれる好演だ。誰がどんなしかめっ面で判断したのか。

まあそれはいいとして、細かいことはなしで大音量で聴きたい一枚だ。ハバードとショーターのフロント陣は解説の必要もないぐらい
走るソロを聴かせてくれる。そして本作はバックが良い。ふくよかなベースを聴かせてくれるレジー・ワークマン、〈鈴の音〉とも
形容されるシダー・ウォルトンのピアノタッチは、強靭さと弾力性が矛盾なく同居する魅力がある。最後にドラム奏者の
フィリー・ジョー・ジョーンズだが、彼のプレイは一見雑然としてる。だがその騒々しさの中に魂がギュッと詰まっているのだ。
彼の活躍でハード・バップ色の強い一枚になる。そんな彼のソロが満喫できる一曲目はグイグイ押しまくってくるサウンドが
強烈。またウォルトンの美麗なタッチにうっとりする三曲目、ワークマンのソロで始まり、ソロで終わる渋い六曲目など聴き所は満載。

バックの熱演を楽しむ為にも大音量で聴きたい一枚。Enjoy!
傑作というより快作 ★★★★★
この 輸入RVG盤で 初めて聴きました。どうも ワタシの中で傑作「レディ・フォー・フレディ」と 大作「ブルー・スピリッツ」の間に録音されている、「ハブ・トーン」、「ブレイキング・ポイント」は 正直言って評価が低いつうか ピンと来なかったんです。何か やっつけで適当に作った気がして… ところが このアルバム聴いて 改めて聴き直すと これが案外良かった。あぁ これが本音かもね なるほど みたいな… 特に今作品は 自作曲が少ないせいか 青筋立てて 超絶技巧を駆使して ハイノートを バリバリヒットし続ける 修業僧の様なフレディさんは 此処には居ない。そういう意味で コルトレーンなんかを好む日本の真面目なジャズファンには物足りなく思えるかも… 実際 ワタシもそうでしたし。まあー それも 有りですが こういう楽に聴ける作品も良いすね。特に 「ボディ・アンド・ソウル」は 優しく柔らかいトーンで 名演と評判のインパルス盤よか好みだなぁ。この曲だけでなく全体に言える事だけど シダー・ウォルトン、レジー・ワークマン、フィリー・ジョーのトリオの盤石の安定感が凄い 特に気合い入ってます!みたいなとこは無いんだけど 心地好いグルーブ作っているよ ほんと カッコイイ!今しがた お帰りになったお客様が 「音楽が凄い気持ち良かったです」だって。これ 最高の褒め言葉だよね? フレディさん (とほほの助)
r.i.p. freddie hubbard … ★★★★☆
ジャケット裏の記載では、オリジナル・イシューが1976年。bnlaとなっています。これもおそらく、当初に発表の見送られた1枚かと思う。ジャケ・デザインはやはりreid miles。

ほぼ全てを仕上げながらも、到頭発表にはいたらなかった。…しかし、当時のjazz messengersからリーダーに替ってphilly joeが参加し、悠然としたハード・バップが展開される。

当時では際立った個性が無い…と見られたのかもしれない。しかし、今となってはこれも貴重な遺産。特にコンセプチュアルではない楽曲集で、shorterのアドリブも冴えますが、やはりここはhubbard。そしてcedar waltonの快演が好ましい。

スタンダード“body and soul”何とも言えない不思議な味わい。中盤waltonのソロも蜃気楼のように揺らぐ音像が印象深い。

hubbardの大ファンのひとりとして。彼の死を悼みます。r.i.p.