アニメ化直前のもっとも面白い本
★★★★★
この頃から、アニメ化の話が出始めました。
最近のマンガは7〜9巻ぐらいで、アニメ化されるかどうか決まるようです。
確かにこの7巻は面白い。
椎名高志先生もかなり力を入れて描いているのがわかります。
葵まつり
★★★★☆
葵まつりが面白かった。
メインを葵と皆本に任せきったのがよかったと思う。
正直言って薫や紫穂を葵のアシストに(精神的にも)出張らせようと
思えばできたと思うんですがあくまで葵と皆本にメインを任せきった。
ケンは刺身のつまというか、2人のお邪魔虫だったし(笑)
残された連中の話は賢木と紫穂の物語なんですが、やっぱいつかやっとかないと
いけない物語ですね(苦笑)
色々使い様もあるしキープしておくべきエピソードでしょう。
椎名ファン必見!
★★★★★
「GS美神」を書いていた椎名高志さんの作品です。
相変わらず、テンポの良い作品と仕上がっています。
「美神」を書いていたときは、ボディコンでしたが、この作品は女の子3人が主役です。
根はギャグですが、ストーリーモノです。
魅力のあるキャラが満載です!
新キャララッシュに一段落、メインキャラをじっくりと描いた巻です
★★★★★
人類を救う天使にも、世界を滅ぼす悪魔にもなり得る可能性を秘めた3人の超弩級エスパー女子小学生"ザ・チルドレン"を中心に、彼女達を良い方向へ導こうとする者と、エスパー世界を築き上げるための礎にしようとする者のせめぎあいを描いた椎名高志氏渾身の力作。超能力に対する独自の設定や、極めて濃いキャラクター陣、人の心の闇を抉るような重苦しい展開と、ハイテンポ且つ脳天気で少々下品なギャグが絶妙のバランスで両立しているストーリー構成の巧みさなど、「流石は大御所」と言いたくなるような非常に良質のコメディです。
前巻までは、次々に新キャラを登場させ、世界観を膨らませるだけ膨らましているような展開でしたが、バベル管理官の登場をもって新キャララッシュにも一区切りをつけ、今巻にはメインキャラをより深く掘り下げることを目的としたエピソードが収録されています。
"ザ・チルドレン"の中では比較的良識派で、ある意味影の薄かった野上葵にスポットを当てたエピソードでは、はじめて彼女の家族が紹介されるとともに、彼女の存在意義が極めて明確に描かれます。敵味方とも非常に濃いキャラが目白押しの中、葵の存在が全くかすんでおらず、彼女の魅力を十二分に引き出す展開となっているのは流石ですね。
一方、葵と皆本が京都でドタバタやっている裏のエピソードとして、紫穂と賢木というサイコメトラー同士の、一風変わったカップリングで綴られるストーリーも収録されています。3人の中では最も"黒い"紫穂と、大人のプライドをかけた賢木との心理戦は、人間心理の虚虚実実を描きながらも、決して重過ぎず、小悪魔的魅力満点の紫穂と予想外に真っ当なキャラだった賢木の軽妙な掛け合いが非常に楽しめましたね。
あと、今巻冒頭に薫・葵・紫穂がそれぞれの成長した姿を、それとは知らず垣間見るシーンがありますが、その際の各々の印象は爆笑モノ。こういった小ネタも実に楽しい作品です。
このテンポがいいですね。
★★★★★
どんな重いテーマでも、椎名節にかかると小気味良いテンポで進みますね。
今回は葵&皆本・薫&紫穂+賢木のお話がメイン。
紫穂VS賢木の静かな戦いがツボでした。結構いい組み合わせだと思うのですが・・・あのブラックな戦いがいいですね。
葵父・弟の皆本に対する敵対心も楽しかったです。
重いテーマに潰されないこの明るさでこれからも進んで欲しいです。