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ほんたにちゃん (本人本 3)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 太田出版
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サブカル女の苦悩 ★★★★★
他の方が書かれているように、
主人公のキャラが著者本人かは気になるところですが、
終盤、頭のなかが爆発するように、それしかない!と息巻いて
その後の人生の黒歴史を抱えてしまう。それは誰しも経験があると思います。
謎の啓示、謎の気迫、謎の焦燥、謎の疾走感が体を駆け巡って、
クラウチングスタートで走った記憶がありありと思い出される。
小悪魔agehaを読んでるギャルは、そういうことするんだろうか?
装苑読んでる森ガールもしない気がする。
これは、サブカル女のひとつの到達点かもしれない。
と、同時に新しい反面教師本なのだと思います。

主人公が将来、唯一無二の存在になれるかどうかは、誰にも解らない。
でも、賢いことがそんなに大事なのか、むちゃくちゃでも良いんじゃないか?
と思えたことは、良かったのだと思う。少なくとも何かに気付いた時点で、
割り切ったり、考え切ることはできる。
自伝小説だと捉えた方が、私には救いがあるように思えます。
こんなに痛くても、有名で凄い人になれるんだよ?って。
中二病、なんちゃって多重人格の経験がある人は、是非読んで欲しいです。
女の子の方が入りやすいかな。記憶の扉が開いちゃうこと受け合い。
なんかスベってるなあ ★★★☆☆
リズムと勢いは感じますが
狙って書いたようなギャグやたとえがあまり面白くないというか、
無理矢理入れました的なものをつよく感じました。

ネタ的なものがかなり多くありますが
著者の年齢のわりにはちょっと感覚が古いような気がします。

もう少し笑えるか楽しめる本を期待していたので
ほとんどツボにくるところがなく残念・・・。

また、全体としても、薄っぺらい内容を余計な言葉で肉付けした感じで
読み終わった後に特に残るものもなく。

リズムと勢いがあるところが救いなのかな。
胸が痛いが、すばらしい ★★★★★
「自分は特別なのだ」という当世若者の根拠レスな自意識が、
やはり根拠レスであると心の底では思い知りながらも
そうではないと振舞わなければ、自分が保てないという
痛々しさをとことんまで追求した傑作。

笑いのオブラートに包んではあるものの、
その痛々しさは尋常ではない。
それをここまで書きつめられる作者の腕(覚悟?)も
尋常ではない。胸が痛いが、すばらしい。
オロカワイイなる新形容詞 ★★★★★
著者の姿か想像か?(笑)彼女らしくもあり違う一面も垣間見える少し他の作品とは色の違う一冊。新提案の「オロカワイイ」をここに見よ。
今は彼女に夢中 ★★★☆☆
どこまで自伝なんだろうか。
『ダ・ヴィンチ』で綾波云々の話題は出ていた気がする。
自伝だとすると、彼女の作品に登場する多くの女が、大部分彼女自身らしきところを備えた人物造詣なのにびっくりする。
この小説(?)の主人公の行動はかなり個性的だが、考え方や性格や、在り方は、実はそういう部分を持った男も女も、そんなには珍しくないようにも思う。
ただ、その部分を、あれだけさらけ出してバッサリやるのはタダモノにはできない。
この小説は元々19歳の時に書いたらしいが、普通の19歳には自分の必死さの滑稽さがあれほど見えないし、見えたとしたら恥ずかしさのあまりひたすら隠すだろう。
他の作品については改めて書こうと思うが、とにかく、今は彼女に夢中だ。