初めて読んだときから不思議に頭からはなれないフレーズ「古代、葦の葉のしげるみどりの岸辺で・・・」ここに集約している世界観が作者の内部にあるのでは。
ちなみに、「半神」のなかに「左ききのイザン」がありますが「銀の三角」とつながっている(?)か近い世界のお話です。
読後はとても長い映画をみたような既視感におそわれる名著です。