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チェーザレ 破壊の創造者(6) (KCデラックス)

価格: ¥790
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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続きが待てない ★★★★★
待ち遠しかった新刊。
単行本が出るのが遅くてもしょうがないというぐらいの建物や衣装の精緻な書き込み、時代考証。
チェーザレの運命の激変を予兆させるような後半の幼いころの描き方。
あぁ、早く続きが読みたい。
優雅 ★★★★★
15世紀後半から16世紀前半のイタリア・ルネサンス期、軍人であり政治家であったチェーザレ・ボルジアを描いた、第6巻。

読み物という形式の中で、漫画の長所の1つは、「表情や仕草などを直接的に表現できる」ことだと思います。
そういう意味でも、ストーリーもさることながら、毎巻チェーザレの人間味溢れる優雅さにうっとりとなります。

惣領冬実さんの描く(『チェーザレ』だけに限らず)、冷たく綺麗な絵は、まるで絵画を眺めているようだ。

そして、この巻の後半には、幼少期のチェーザレとミゲルが出会うシーンが描かれている。
優雅さの萌芽を見せつつも、チェーザレの健気で純粋な表情の数々には、心を打たれました。

『チェーザレ』という作品は、それらを眺めるだけでも、とても価値があると思います。
チェーザレの本心は何処に? ★★★★★
火事の主犯が見えた、と思えば、ある意味では友人を失うことに。実際の権力は模擬線ではない。狙う方も、守る方も命がけの全力投球。
アンジェロはとっさに友を守ろうとしたんだと思いたい。その気持ちにチェーザレも気づいている、だからこその、あまりに機能的な言い回し。
ミゲルは良き将校となるであろう。 主君、敵役、所属不明のアンジェロの心までしっかりと把握している。
これからの展開が楽しみなチェーザレ。調べて、納得のいく作品を出し続けてもらって、完結まで読みたい作品。
何となく、銀河英雄伝説とダブって見えてしまう時がある。金髪の小僧、いずれは銀河を手に。
チェーザレは実在だが、まだまだ謎の多い君主。分析も解釈も表現も楽しみです。
完成度高すぎます。 ★★★★★
大して歴史に興味のない人間なので、チェーザレなんて名前も聞いたことがない状態で読み始めましたが、さすが惣領冬実さんの作品だけあって、やはり期待は裏切られませんでした。

今のところ、ボルジア家のストーリーと大学内のストーリーが平行的に進んでいますが、そのバランスがとてもいい感じなんです。
難しい歴史や政治の話が終わると天然なアンジェロの話が入るので読んでいて疲れません。

考え方がかなり異なるアンジェロとチェーザレのこれからの友情にも目が離せません。
口では利用している利用していると言いつつ、少しずつアンジェロに心を開き始めるチェーザレの不器用さが少し可愛くもあり、読んでいて面白いです。

6巻まで来てもまだまだ続きそうな内容で、終わるまでには十年以上かかるだろうと思いますが、絶対に最後まで続けてほしいですね。
今も昔も権力者ってやつぁ〜 ★★★★☆
「それが教義だからだ!それがお前たちが望んだ世界だろう?」
ユダヤの血を引くミゲルは、庶子であることが当主を裏切り、人の命を奪うまでの重荷であるという事実に苦悩するアンジェロに言う。それがキリスト教の教義だろ?と。

異教徒であること。庶子であること。キリスト教では彼らに人権はない。庶子には戸籍すらないのだ。救いの中から生まれる宗教や思想が、後には人々を縛るものになってしまう。チェーザレ・ボルジアが活躍した15世紀末ですら、その絶対的な教義が、本当に初期のキリスト教が望んだものだったかどうか・・・。

結局、人間のサガというのは素晴らしい思想も宗教も屈折させてしまうものなのか。
アンジェロは、当時当たり前だが、現代では受け入れがたい考え方をうまく表現してくれる現代的思想の代弁者と思ってきたが、しかし、本当にそうだったのか?
身の保身のためには、平気で誰をも裏切る。今の政治家も国際社会も大して変わらないような・・・。もう何を信じていいだか・・・てか、当時信じるべきは、キリスト教なんだろうけどさぁ、キリスト教に否定された人々(チェーザレやミゲルも)は何を信じて生きていたんだろうかね。

メディチ家当主ロレンツォの死が近づくにつれ、物語はどんどん、混沌とした方向に動き始める。巻末にある時代考証を忠実に再現しようとする背景描写への取組みも興味深い第6巻です。・・ところで・・・背景描写への忠実性とは裏腹に、(ヴァレンシアに行ったことはあるが、ミゲルほどの美形には一人たりともお目にかからなかった(汗))人物描写はちょっとジャロ?