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Unity

価格: ¥993
カテゴリ: CD
ブランド: Blue Note Records
Amazon.co.jpで確認
アヴァンギャルド・ジャズの最初の大きな波が収まりかけた1965年にレコーディングされた『Unity』(邦題『ユニティ』)は、オルガン奏者のラリー・ヤングのブルーノート・デビュー、『イントゥ・サムシン』(原題『Into Somethin’』)が先にぼんやりと表現していたものをはっきり立証するアルバムとなった。ヤングはブルーノート移籍前はジミー・スミスの愛弟子だったが、のちにフュージョンに完全に傾倒し、やがてトニー・ウィリアムス・ライフタイムに加わり、ぴったりのタイトルのデビューアルバム、『エマージェンシー!』(原題『Emergency』)に参加した。だが今回のアルバムで、ヤングは実験的グルーヴに情熱を傾け、ある部分ではハモンドB3オルガンの伝統的演奏を糧とし、別の部分ではドキドキさせるリズミックな展開を自分のものとして、セシル・テイラーや他の奏者からも手法を盗んでいる。とはいえ、曲は常に安定したテンポを保ち、ジョー・ヘンダーソンや若きウッディ・ショウの思慮深くタイトなソロもある。ドラムのエルヴィン・ジョーンズはこのカルテットにパワーを与え、音楽は、一番印象的なのはヤングの自由自在なオルガンではあるが、崩壊した脱構築と建築学的に複雑なソロ、そしてメロディーの主張とともに流れていく。何より、このレコーディングはB3オルガンが新種のジャズメンにとっていかに大切なものであるかを明らかにした。ルディ・ヴァン・ゲルダーによるリマスターでサウンドが向上し、音質は明るくなり、低音部も強化されている。また、すばらしい2枚の写真と新しいライナーノーツも追加された。(Andrew Bartlett, Amazon.com)
創造をなすオルガン ★★★★★
1965年に録音されたラリー・ヤングの代表作です。モーダルなアプローチ。このオルガンは創造的。まさに新しいジャズ造形への挑戦。
オルガンの既存イメージを剥奪し、オルガンの可能性を広げた。この新しい造形言語が鉄窓のようにリスナーを閉じこめる。
そのモードによって得た自律的なサウンドの中で、自由に錯綜するのがたまらないの。
さてそんな彼のセンスもいいけど、個人的にはトランペット奏者のウディ・ショウもとてもいい仕事してると思うのよ。まあ演奏してる時
の面立ちからしてそうだが、彼のセンスも総じて冴えてる。バリバリ吹くのに、コツコツ創造すんのよね。伝統を踏襲しながら常に最先端に
いた人。皆がみんなポップ路線に移行しただけに、この人の二面性は稀有だ。一曲目、四曲目、六曲目と彼の自作曲を聴けるが、どれも
いい。とりわけ四曲目の「The Moontrane」はカッコいい。
他、主流の表現性を発揮するジョーヘンに、並みのドラマーじゃ及びもつかぬイマジネーションをみせつけるエルヴィンと充実した一枚。
スタンダードの五曲目なんかも、このアプローチ、このメンバーでやれば何と斬新な仕上がりになるのか。堂々たる傑作だ。
オルガン・ジャズの金字塔! ★★★★★
 コテコテ系とは一線を画すが、これは間違いなくオルガン・ジャズの金字塔です。ホレス・シルヴァー・グループのフロント二人、ジョー・ヘンとウディ・ショウをフロントに据え、エルヴィン・ジョーンズのパルスを受け4人が何かに取り憑かれたような演奏を繰り広げまています。フロントの二人がでウネウネ、アウトフレーズを注入し、ラリー・ヤングも鬼のようなベースラインとハーモニーで呼応する、新時代のオルガン・ジャズの形だったのではないでしょうか?手垢のついたスタンダード、ソフトリーをここまでモーダルに演奏しているアルバムはなかなかありません。オルガンが苦手という方にもオススメっす!
オルガンジャズの真骨頂 ★★★★★
オルガンのジャズといえばジミースミスが有名だが、ラリーヤングはより新目の音を出していた人。このセッションではベース奏者はおらず、ヤングのペダルベースがドライブしまくっている。何と言ってもこのアルバムの音を作り上げいてるのはドラムのエルビンだと思う。なんだ、このビートのうねりは!!こんなドラムは間違いなく二度と出てこないだろう。ウディーのプレイはまだ途上段階だが、その分、ヘンダーソンのプレイが素晴らしい。しかし凄い顔ぶれだなぁ。
何も言わずに・・・ ★★★★★
オルガンでモードJAZZ・・・って、想像つきますか?
つかないでしょう。。。

「へぇ〜〜〜〜〜〜っ」と思いますよ。

JazzOrgan=ジミー・スミス・スタイルではなぃっ!

「百聞は一見にしかず」とは、まさしくコレ!
とりあえず、聴くべし!

PS:ウッディ・ショーもがんばっとります。

なかなかええね ★★★★☆
Woody Shaw、Joe Hendersonの2管、Elvin Jones、そしてLarry Youngのオルガンというかなり強力な編成。
Larry Youngのモーダルな雰囲気も良いけど、特に僕の大好きなWoody Shawの活躍が嬉しい作品。3曲のオリジナルの出来が良いのと、若いのに哀愁のある、且つ男臭い硬派なtpは魅力的。
60年代を本当の意味で代表する(だっていかにも60年代風なんですもの)オルガン・モードジャズのプチ名盤。