うににゅ。
★★★☆☆
毎巻読んでいるのですが、時々、前にあった仕立て屋漫画とネタがかぶっているのが、自分的にマイナスに思ってしまいます。
なので、これからに期待して星3つです。
もう少しここにいてくださらない?
★★★★★
ジラソーレ、パリ支店の協力者リヴァル・アランの出した課題、裁断済みの布をスーツにしたてる。
50代の画家のシングル四つボタンスーツ。
脚の短いバレエダンサーのスーツ
高級紳士服店の平服のパーティーで中央に立てるスーツ
骨董商の買い付けのためのシワになりにくいスーツ
この巻はジラソーレパリ支店が舞台です。
画家志望だったリヴァル・アランが昔の友達と仲良く酒場で飲めるようになるまでを描いた最初のお話にはほろりとさせられましたし、
漫画家で骨董商のバジル・シャンボンの「怪盗ルパンの鞄」では、逆転につぐ逆転で大笑いさせてもらいました。
織部悠を巻き込んだ恋のさやあてもあって盛りだくさんでとても楽しみました。
舞台はいきなりパリへ・・・
★★★★★
収録内容
order68 ヴェルサイユの薔薇
ジラソーレ社パリ支店長がフィレンツェ店へ、ペッツオーリ社との提携でパリで起こった問題は・・・
order69 モンマルトルの灯
アラン・リヴァルと織部との勝負、その結果は・・・
order70 白鳥の湖
パリ支店長にしてマドンナのエレナ、その元彼に織部は・・・
order71 愛しのロクサーヌ(前編)
急接近する織部とエレナの前にロンドン油田王チャールズとジェノバ造船業シモーネが・・・
order72 愛しのロクサーヌ(後編)
エレナを巡る勝負でパリ社交界のパーティに参加することになった3人だが・・・
order73 ルパンの鞄
パリ最大の蚤の市、そこでヴィレッダが手に入れた鞄には・・・
今巻ではこの作品で濃い二人が再登場!シモーネは相変わらずマルコの付けた別名の通り白鳥さん状態ですね(笑)
今巻は舞台はいきなりパリへ、そして織部に恋の予感が・・・
予定調和の面白さ
★★★★★
北斗の拳は予定調和な漫画だったが、芸がなくてマンネリ化。
美味しんぼは料理で何でも解決だが、論調が偏りすぎててキモイ。
王様の仕立て屋は、主人公が禁欲的な修道僧のような性格なので、
毎回いろんな蘊蓄と含蓄が楽しめて飽きがこない。
修道士カドフェルシリーズが好きだったワタクシにはぴったりの、
面白い漫画です。
でも、仕立て服はちょっと高嶺の花でござるよ。
表紙を飾ったユーリア社長が全く出てこないので、ちょっと寂しい。