スーツを着こなす為の粋とはなにかを追求してます
★★★★★
このコミック1巻〜14巻までのテーマはいかに着る人に合ったスーツを作るかということにこだわりがあります。
スーツに対するこだわりをテーマにしていますが、スーツだけにこだわらず靴やネクタイ、シャツ、ベルト、その他の小物類などこだわっています。
お洒落。すなわち粋っていわれるものを追求しています。
とことん一つのことを追求する姿勢、職人としての意地や誇りが感じられて私はすごく好きな作品の一つです。
今巻もゆうの活躍が描かれていますが、ベリーニ伯爵にだめ出しされて凹まされて店を閉めて修行しようとしますが、周りの友人達からなだめとめられます。
次巻はベリーニ伯爵に見返す?ような展開になるような感じが漂っていました。
旅立ちへの序章
★★★★☆
師匠を超えるべく決意に満ちあふれてきている。連載を読んでいるわけではないから、単行本の中での話にしかならないけれども、ここに来てようやっと自分が全面に現れてきた。ここからが正念場なのだろう。
個性って難しいね
★★★★★
イタリア・ナポリに住む日本人、織部悠。
伝説の名仕立て屋が唯一認めた弟子である。
今巻では、ロシア、カメオ、パイプ、既製品のシャツ、個性の話。
個性が無い、と伯爵にやりこめられた悠の次の手は。
というところで次巻に。
シリーズ初次巻へ続くストーリー
★★★★★
収録内容
order80 イワンの馬鹿
ロシアの成金からの依頼でサマースーツを仕立てる織部だが・・・
order81 火の山へ
イタズラ番組でチキンなところをさらけ出したロック歌手がイメージ回復に・・・
order82 鉛の兵隊
修繕した靴を届けたマルコとヴィレッタが出会ったイギリス貴族は・・・
order83 パイプのけむり
アメリカの作曲家でヘビースモーカーのカーペンター、彼の依頼の服を織部は・・・
order84 普段着の金曜日
運営資金が足りなくなったジラソーレ、急場しのぎに伯爵に融通してもらうことに、その伯爵が出した条件は・・・
order85 伝説の職人
前話で織部に興味を持った伯爵はカルロを使い織部の腕を見ることに、そして・・
シリーズ初の次巻へ続く終わり方になっています。
しかしorder85で織部の背中にすがりつくマルコのシーンが印象的ですね。