彼女の行動力には説得力満点の父親の存在が不可欠だったろうと思います。彼女が親から自立しているのかどうかが少し気になりました。
自分の過去を、語らずひっそりと亡くなった老女の生き様が次々と明らかになるにつれ、いつのまにか主人公自らの力で、未来が開けてくるのが楽しい。