やがて彼女はこれが過去の風景であり、自分が今目の前にいる姉妹たちの一人であり、そしてこれから恐ろしい事が起きる事に気が付いていく。
原因は姉妹たちが面白半分で始めた古代の女神「モーニガン」を巡る儀式から始まった・・・。果たして彼女は自分の記憶を取り戻せるのか?そしてモーニガンが起こすであろう「事故」を止められるのか?
正直言って彼女の作品に出てくる「親」というのが結構薄情な人たちばっかりで読んでいて好きになれない。子供の名前すら覚えられないほどの無関心ってありか?
物語自体はファンタジーと言うよりもちょっとサスペンスめいたオカルトな話だが、それほどおどろおどろしくはない。これからどうなるのか?と先が気になって一気に読んでしまった。
物語りも最後にきちんとケリがついてるし、彼女の作品の中では好きな物の一つ。
<ハウル・・>とか<クレストマンシーシリーズ>がチョット子供っぽい
なあ・・だけど<ダークホルムの闇の君>とかは冒険ファンタジー過ぎてどうも・・という方にピッタリだと思います。
<9年目の魔法>が気に入った方にはとても好きになれる作品だと思います。
いつもと違った作品が読みたい方にオススメです♪
だた話しが複雑なので、イキナリ洋書から読むよりは和書から読んだ方が世界観が伝わり易いと思います。こちらは洋書なので☆4つです。