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新書百冊 (新潮新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 新潮社
Amazon.co.jpで確認
古臭い ★★★☆☆
だいたい、今の世の中で、本が好きだとか言うのは、ジマンできることでもなんでもない。
「いつか読書する日」の田中裕子なんざ、ヒマつぶしにドストエフスキーを読むのである。

私、坪内が紹介してる本のうち、半分くらいは持ってるが、なんで若い時に、こんな本を名著だと思ったのか、所詮、若いと言うのはバカと同義だと言う構成にした方がよかったのではないかと思う。

お手軽すぎ。向井敏を思い出した。
充実 ★★★★☆
 山口昌男やポストモダン。岩波新書から講談社現代新書まで。
 絶版本なども含めた良質で面白い本を多々紹介してあります。
 坪内さんの遍歴とともに読み重ねられていった書物が紹介してあります。
 70年代の雰囲気もわかります(ミシュレの評価だけは逆の気がしますが)。
 百冊リストともに詳しい書名索引が最後についています。
 おすすめの新書です
 、
少し偏向しているが新書についての興味深い所感集 ★★★☆☆
坪内祐三という英文学を選考した文人が描く、高校時代から浪人を経て大学生として過ごした、新書本を主体にした青春時代の読書遍歴の記録である。著者自身が「無共闘の世代」と半ば自重しているように、反権力の批判精神も権力に熱狂する体験を持たずに、根無し草として漂い本に埋没して自愛する若者として、活字の中に舞い欲した時代の物語だ。だから、渡部昇一の「知的生活の方法」というベストセラーに取り込まれ、それを批判的に読むことを忘れた時代性の中で、著者のものの見方が形成されたことが、著者自身の口から意図も簡単に述べられている。また、著者はその時代を「読書離れ」ではなく「教養主義的読書離れ」と規定しているが、それはアメリカ的な座部カルチャー化が日本を見舞い、日本の若者が思考力を低下させた減少であり、日米がその毒にイカレ他だけに過ぎない。しかも、日本でもアメリカでも5%か!0%とはいえまともな青年たちは、古典を読んで教養を身につけていたことを忘れている。そういう意味では幸運にも見識ある学者になりえたし、「優れた本は再読がきくし、本を読むには年齢も必要だ」と悟れる地点に立つことが出来た。それでも、著者は自民党の愚民政策に巻き込まれていて、未だに渡部昇一が撒き散らした害毒に気づいていないが、著者は新書のおかげで思考能力を狂わせずに、辛うじて愚民の海に溺れないで済んだといえる。だが、著者ほどの読書力のない若者の多くは、渡部昇一や池田大作の書いた本を読んで脳を痛め、毒が全身に回って痴けた大人になってしまい、小泉政権を支持して日本をだめな国にしてしまった。そういう意味では本書は時代を支配した毒に対して、抗体を作ることに成功した珍しい体験としてこれからも、全体主義化が進む日本において若者にとって参考になる。
新書好きの同好の士 ★★★★★
本好きの私は,読書ガイド的な本にもついつい手が出てしまう。
とくに,新書好きと聞けば,読まないわけにいかなかった。
私の読書傾向と本著者の読んだ本とは2割くらいしかダブらないと思う。
しかし,読書本の魅力は,
①自分の読んだ本を著者がどう感じたかを知る楽しみ
だけでなく,
②自分の守備範囲外にどんな面白本があるのかを知る喜び
にもある。
その意味では,同好の士として,大変楽しませてもらった一冊。
講談社現代新書のアメリカ本を分析する視覚や,作家による新書本を語る切り口は,十分に読むに値すると思う。
クズ本 ★☆☆☆☆
マルクスを読め。