ロックンロールの世界にはよくあることだが、汗をかかずに気楽につくった偶然の産物の方が、時代を決定づける記念碑的作品にしようと人生をすり減らして放った作品よりも出来がいいことがある。それと同じ目にオアシスがあったのが3作目の『Be Here Now』で、ノエルとリアム兄弟は顔を真っ赤にして汗だくになりながら奮闘し、靴下の中に入れた古びたエッグ・サンドイッチなような悪臭を漂わせるはめになった。ところが、シングルのカップリング曲とライヴテイクを集めただけの本作が1年後にリリースされると、リスナーの誰もが、そもそも何故この毛深い兄弟のファンになったかという理由をあっさりと思い出したのだ。
「Acquiesce」――心配しなくていい。オアシスは、このタイトルの意味はわからないが言葉の響きが気に入ったんだと認めている――は、シングルにならなかった曲のなかでは最高の曲だ。それとは対照的に『Be Here Now』の「D'You Know What I Mean?」は、確信犯的な弟が怒鳴り散らしているせいで、年老いた上品な老婆がせきこんでいるかのように聞こえる。悲しげな「Rockin' Chair」――もうひとつの“幻の”名曲だ――は成功しているが、ビートルズのカバーの実にひどいライヴテイク「I Am The Walrus」は、本物のセイウチに歌わせているかのようだ。だが、それはたいした問題ではない。本作には、オアシスの最近のキャリアに欠けている魔法のようなサウンドがみなぎっているのだから。(Caitlin Moran, Amazon.co.uk)
天才
★★★★★
B面も最高なoasis。これにホワットエヴァーが入ってたらそれこそ凄まじいアルバムになったのに…ただライターの人も書いているけどアイアムザウォルラス(ビートルズのへぼい楽曲)なんかいれないでよ。
「ストップ・ザ・クロックス」よりもベストなアルバム
★★★★★
A面も含めたベストアルバム「ストップ・ザ・クロックス」が
リリースされていますが、オアシスをこれから聴き始めようって人には、
こちらのB面ベストの方をお勧めしたいです。
なぜなら「ストップ・ザ・クロックス」よりもオアシスの真髄を体感できますし、
なによりハマった後にオリジナルアルバム欲しくなっても、
全てオリジナルアルバム未収録ということで1曲も被る心配はありませんので。
普通B面集というと、統一感がないものを想像しますが、
このアルバムはちゃんと曲順も考えられていて何の違和感もありません。
それと実はオアシスの中で私はこのアルバムが1番好きです。
何度聴いても飽きませんし、
なんといっても「The Master Plan」の曲展開が最も好きだからです。
あと補足としてはライナーノーツが何気に良いです。
これまでのシングル13枚の解説がついてて、
オアシスの軌跡(奇跡と書くべきかも)を知ることができます。
名曲ばかり!!!
★★★★★
しかし個人的にはstep outも入れて欲しかった。
でも名曲ばかりです、特にAcquiesce・Fade away・Listen up・Rockin'Chair・Stay young・Masterplanはオアシス屈指の名曲!!!
私はオアシスの全楽曲中Listen upが1番のお気に入り!?
私の友人はStay Youngがオアシスで1番好きだと言ってました。
だからB面集といって侮ってはイケません!
とてもBサイド集とは思えない
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初期オアシスの凄まじいエネルギーを感じさせられるアルバムです。実際、近年のAサイドより素晴らしい曲も入っていると思います。オアシスに興味を持たれた方には間違いなくお勧めできます。
3rd以降のB面でアルバム作れないもん
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1st、2ndのシングルB-SIDEから選曲したベスト盤。
改めてこの時期の「oasis」の凄さを知らしめる事になったのではと思う。
だって、3rd以降のB面でアルバム作れないもん(笑)
個人的には「Underneath the Sky」、「Rockin' Chair」が大好き。