エバンゲリオン第1巻
★★★★★
エバンゲリオンシリーズの第1巻です。英語版です。英語は、比較的わかりやすいと思います。一巻なので、エバの設定が、わかると思います。
リアルなエヴァとリアルな心情
★★★★☆
2009年の現在では、劇場版4部作として復活&進化を遂げ、再び話題になっている「エヴァ」の、漫画第一巻。
自分はアニメもちゃんと観てないし、映画も予告編しか観ていないので(これから観たい)、そういう人間の感想として捕らえて頂ければ幸いです。
色んな所で言い尽くされているのかも知れないけど、「エヴァってリアルだなあ」と思いました。初号機の作りも、他の、極端な例で言えば、マジンガーZとかとは違って。人造人間だけあって、見た目が派手過ぎず、シルエットがスリム。
主人公のシンジの心情もとにかくリアル。冒頭から「いつ死んでも良い」とか言い出して、おいおいメカものの「ヒーロー」が何言ってんだよと読んでるこっちがずっこけそうになったり。
でもエヴァに乗って、土壇場になって、「死にたくない」と喚いたり。
今読んでも異色なんだから、発表当時に読んだ方はもっと、突然変異みたいな印象を受けたんだろうなあと思います。
自分は少年・青年漫画も余り読まないので、エヴァの精緻な書き込まれようにも感嘆しました。
社会現象にまでなった大ヒット作。映画などで気になった方はゼヒ。
名作をコミックでも
★★★★★
世界に日本アニメの名を知らしめた傑作アニメの1つ、「エヴァンゲリオン」のマンガ版。
近未来を舞台にしたロボットバトル作品のように見えて、
14歳の主人公達の細やかな心理描写を絡め、
緻密な設定と笑いあり、涙あり、激しいバトルありとバラエティに富ませつつも
全体に悲壮感漂う繊細なストーリーをまとめ上げている。
アニメ版に比べ様々な点が修正されており、
ストーリーそのものは勿論、人物描写など細かな点にも変化が加わっている。
アニメ版最終話の丸投げ具合にはとてもがっかりした覚えがあるだけに
このマンガ版には大変期待しているのだが、
最新刊11巻が2007年6月に発売されてからこのレビューを書いている
2009年1月に至り、1年と7ヵ月が経過しても未だに12巻の情報は影も形も見えてこない。
一体何時になったら我々は本当のエヴァのエンディングを見られるのだろうか・・・
ここにエヴァンゲリオン始まる
★★★☆☆
40台半ばのおやじです。全く、マンガなど読んだこともなかったのだが、先日風の谷のナウシカ全7巻を読んでから、やはりこの作品も本で読むべきと思い手に取った。
まあ、みなさんおっしゃるとおりでアニメとよく似ているがちと違うシンジや碇がいる。
アニメ同様、第1巻はさほどの暗さは感じない。
そのための貞本エヴァです
★★★★★
アニメ版と決定的に違う点は、やはりシンジの性格であろう。アニメ版のシンジは、おとなしくて真面目で素直な優等生タイプ。それに対し、漫画版のシンジは、少しひねくれてへたれな落ちこぼれタイプ。これは、作り手の庵野秀明と貞本義行の性格の違いから来ているのだという。
因みに、新劇場版のシンジは、シンジ自体の性格が変化したというよりも、シンジを取り巻く人々の立ち位置が変化したことにより、それに対するシンジの反応が変わった、という印象を受ける。
これから我々を待ち受ける『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破・急・?』の予習の意味でも、一度読破してみてはいかがだろうか?