これだけ読むと、作者が男か女かわからなかったです。
男の子は女の子より繊細なのかもしれないなあ、と思ったのでした。
辛くても明るさが翳らない彼らが好きです。
みのまらまんじゅうって本当にあるのかな?
そりゃあ、河の上流の清水みたいな、ち?しいキャラたちが繰り広げる恋愛漫画なんかも確かに悪くないよ。でもどっちかっていうと…。
中身はというと、これはうらやましいような青春の物語。しかも世代が割に近いから、尚更懐かしさを感じる。でもここの登場人物たちは、それぞれに苦労を背負っており(背負ってないようなのも出てくる-そこのメガネのあなた、一応準主役なのに)、青春を過ぎた世代には微笑ましく見えても、当人が決してそれを謳歌しているのではないことを、幸か不幸か私は忘れていない。
それにしてもこの本能丸出しの生態、私の周辺は、まあこれほどまであられもない、ということはなかった。共学だったせいかもしれない。似たようなのはいたけどね、でもこれは絶対誇張だ(そう信じたい)。
ついでに一言。立花薫、奥村英二にそっくりですね。顔も、性格も。「夢みる頃をすぎても」(ジュリエットの海)の透と二人、これで「BANANA FISH」の主役が揃いました。