いつかはきちんと終わって欲しい
★★★★★
リアルタイムで1巻(1990年だ!)からずーっと読んでるわけですが、未だに終わりが見えてこないので不安になってきたよ。
こんなに長いのに、ストーリー的な矛盾があまり出てこないのは救いだが、いったい一歩君はいま何歳になってんだろうか?? なんとなくサザエさんか、ちびまるこに近い状態のような気がしてきた。
まだ当分は付き合うつもりなので☆5個ですが、すべてのことにきちんとした決着を付けて欲しいですねえ。ちゃんと世界チャンピオンになってね!
道はどこへ、敵はどこだ
★★★☆☆
講談社・週刊少年マガジン連載/森川ジョージの
「はじめの一歩」第799〜806話と外伝を収録したコミックス84巻です。
(総合5/10点)
今回感じたのは、一歩の「敵(目標)」の不在感です
宮田一郎という目標を失い、リング上での敵討ちも敵わず、
トレーニングの上でも減量苦とは無縁。
いかに自分が恵まれており、また考えが安易だったのかと
その甘さを鷹村に批判される場面は特に印象的でした。
目前の試合や自分との戦いに凌ぎを削っている他のメンバーとは
対照的に、会長のマッチメイク任せ感が否めない
一歩の試合=昨今の原作の流れを、作者自身が自己批判しているようにも
感じられました。しかしながら、今井と板垣との負けっぷり、朗らかさがいいですね。
かつて一歩、宮田との関係を彷彿させられますし(※原作37巻参照)
巻末には少年ライバル創刊号に掲載された初の外伝「浪速の虎」を収録。
正直、ララパルーザ以降、千堂武士の存在感が霞んでしまっているので
いまさら感が否めませんでした。読者の中には「誰?」という人も
いるかもしれません。(※一歩vs千堂戦(第2戦)は原作28〜30巻/1995年の連載)
次巻への布石にはなるかもしれませんが、単純に単行本への掲載のみ
考慮するなら、宮田父の敗北壮絶ドラマを見たかったですね。
(※ランディーボーイ親子の強さを強調する意味でも)
この巻で一番こころに響いた言葉
★★★★☆
落ち込んでいる一歩にあの真面目なトレーナーが言った
「ジムに戻って青木でも殴るか? 気が晴れるぞ。」
が笑いのツボにはまった。84巻まで続く”はじめの一歩”の歴史を感じるギャグだと思う。
☆4な理由は、外伝がイマイチ面白くなく話の腰を折られた感じだから。
布石!
★★★★☆
宮田VSランディ戦の準備、そして、その他の今後への布石が見える84巻です。
僕はRound 803の中で板垣が言った、鷹村の試合への思い?への一言が、やはり過去にも有った「あの事件」が片付いてないんやな〜と思わされ、少し切なくなりました…
過去に、一歩&宮田が思った様に「思い過ごし」で有ってほしいですね…
ランディーに向けて準備と千堂の外伝
★★★★☆
本編は宮田のランディー戦に向けての準備です。
ただ、宮田対ランディの試合の日に鷹村と青木村の試合が行われるようです。
ランディ戦のキーマンは千堂?!
その千堂の外伝が収録されてます。
中学時代の話で友達思いの優しい?不良の物語です。
本編は、殆ど進行してないので星3個ですが、千堂の外伝が面白いので星4個にしました。