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最強伝説黒沢 11 (ビッグコミックス)

価格: ¥545
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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腹を抱えて笑ってしまうのに、とても切ない。 ★★★★★
全巻通してのレビューです。

全巻通して、人間として生きていくことはどうあるべきなのか?
と言う事を、作者の考えを黒沢と言う中年親父に投影した福本氏としては異色な作品。

とにかく、全編を通して黒沢の言動に腹を抱えて笑えます。
しかし、それと同時に胸を抉るような黒沢の、魂の叫びが至る所に見られます。
笑いながらも、切なくなる。この非常に不思議な感覚は読んで頂く以外に、説明しようが無いので、一度読んでみて頂きたいところです。

他人から見れば、どうでもいいような、それこそ笑い話にしかならないようなことでも
本人はいたって真剣で、大真面目に悩んでいることなんて沢山あるんです。きっと。

黒沢に共感できる人もそうでない人も
この作品を見ることで、共感できる人はそのようなことで悩んでいる人が他にも沢山居ることを知り
共感出来無い人には、そのように閉塞感を感じて生きている人が沢山居るということを理解して欲しい。

絵柄だけ見ると実にふざけた感じがあるけれども、まさに哲学的な良著。
絵だけで毛嫌いするのは勿体無い。福本伸行が奏でる人間讃歌をとくとご賞味あれ!
こんなに凄い作品はない ★★★★★
福本先生の本はどうしてここまで人間の心理を深く抉るように
描けるのが不思議でならない。

そして「現代で生きる」ということをここまで深く追求されている作品もないでしょう。
ウダツのあがらない現場サラリーマンがカリスマを求めて
空回り、臭い物には蓋をして、見てみぬ振りをして、
付けが回ったときには44歳

今後どういきるか?
この作品は人生というものを深く考えさせ、
また人をマネジメントする立場から見れば
「笛吹けど踊らず」ならば人は何によって動くのか?
という学びまで得ることができる。

学生〜社会人までとにかく必須の作品でしょう。
人生のバイブルとなることは間違いありません。

本屋に星の数ほど並ぶ自慢話ばかりの下らない自己啓発本を読むくらいなら
こういった本格的に人生にチャレンジするフィクションの方が何倍も学ぶ
ことが大きいです。
魂を揺さぶられる ★★★★★
後日談がもしあるとしたら、一度追い払われた不良達は必ず復讐に来るだろう。前よりも勢力を増して。
そしていつかはホームレスの人々はボコボコにやられ、今までの住処を捨て前より厳しい環境で生きなければならなくなる。
でも彼らはあの夜の行動、黒沢の姿を見て奮い立たせた勇気だけは決して後悔しないような気がします。矜持を胸に死んでいけるならそれは幸せではないのでしょうか。

負け犬根性が染み付いている自分は、作中のこの中年親父の一言一言に胸を揺さぶられました。
人間として尊厳を持つ事がいかに難しくそしてそれがどれほど大事なのか、漫画を通して教えられた気がします。

魂のこもった漫画です。
絶対に忘れない ★★★★★
コナン君と辻ちゃん加護ちゃん・・・。
何度見ても笑える程のとてつもないインパクトでした。

11巻のレビューに移ります。
「ダイの大冒険」で勇者とは周りの者に勇気を与えてくれる者こそが勇者だと言っていました。
老兵を決起させた黒沢はまさに勇者、その戦い様も強くてかっこいい!

最後の1話は特に素晴らしい、アリの話でウルウルみんなが黒沢の手を握るシーンで泣いた。
それ程メジャーな漫画ではないので知らない人も多いと思う。
多くの人に読んで欲しい名作。笑えて泣けます。
まさに神です、この作品は ★★★★★
最終11巻の黒沢のセリフは、不器用に生きたが、生きるという
意味を身をもって示してくれた。

黒沢明監督の「生きる」に匹敵するほどの素晴らしい作品でした。