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MONSTER完全版 volume.9 (ビッグコミックススペシャル)

価格: ¥1,500
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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人それぞれ解釈は違うでしょうが・・・ ★★★★★
結局、本当のモンスターは普通の人の中に潜んでる、というように感じました。色々謎な部分が多い漫画ですが、それはあえて書く必要がなかったから書かなかったんだと思います。
ヨハンの言動の意味、ニナの言動の意味、人それぞれ解釈の仕方は異なると思いますが、私個人としては緻密に構成された素晴らしい漫画だと思います。
何度も読みたい漫画です。
納得のいかない結末を期待せよ ★★★☆☆
正直、ラストは納得いかなかった。それが「MONSTER」らしいというべきか?

9巻まで続ける必要があったのか。3巻くらいでいきなり9巻読んでもいいと思う。

だって、途中に登場する人が「誰だったっけ?」というくらいトビトビなんだもの。

しかし、もっと続きが読みたいです。
多くの方も同様な体験をお持ちなのでは ★★★☆☆
モンスターでは 母親が双子のどちらを渡すかで迷い 親に物凄い不安不振疑惑などを抱いてしまう でも 現代の子供達を含めて 戦中戦前の子供達も 同様の体験をした者が少なくないのではと考えます そのせいか全編に渡る謎が最期に解けた様に思っても すっきりしない感じがしました もっと恐い風景結末を期待したものには味気ない物足りなさを与えてしまったのではないでしょうか どうもつじつま合わせで終わってしまったようです 別編で一から書き直しても良いのではと思いました
中身が薄い ★☆☆☆☆
退屈である・・・
心理的ハードル ★★★★★
 第9巻にしてようやくDr.テンマとヨハンは命を賭した闘いを展開します。フリードリッヒ・エマヌエル校図書館の対決場面は、エイゼンシュタイン以来の映画モンタージュの手法に則り、これでもかという勢いで複数の短時間ショットをたたみかけ、緊迫感あふれるシークエンスに仕上げています。日本のアクション映画が製作予算の関係でショット数を節約せざるをえない中、今やこうしたマンガの世界のほうが映像モンタージュの豊かな可能性を遺憾なく発揮できているといえます。

 またこの場面は視覚的な見せ場というだけではなく、人を殺(あや)めることの重みについて読者に強く問い掛けています。
 昨今、人の命を奪うことに逡巡の念を抱かないような殺傷事件が多発しています。しかし誰かの「未来を断ち切る」(192頁)ことの甚大さを普通の人々はまだ認めているはずです。ですからDr.テンマも二ナもヨハンに留めを刺すことができません。
 図書館の場面では、テンマも二ナも自らが手を下せないと同時に、互いを殺人者にするわけにはいかないという配慮をギリギリの瞬間までしています。そこに私たちは健全な心を見るのです。

 そこで思い出したことがあります。オウム教徒たちは世界をより良くすることを信じて宗教活動に走った若者たちがほとんどでした。しかし彼らは教団活動の途上で軽犯罪を重ねることで、重罪犯への階梯を知らず知らず歩かされていったのです。誰しも軽犯罪に対してはさほど良心の呵責を感じませんが、手を染める罪の程度を徐々に上げていくことで犯罪に対する心理的ハードルはどんどん低くなり、やがて殺人へと容易にたどり着くことができるというのです。人の心が健全さを失う道程は思いのほか複雑ではないのです。

 第9巻以降のテンマにとっての心理的ハードルはどう変化するのでしょうか。今後の展開が楽しみであると同時に、心寂しい想像にも囚われてなりません。