雰囲気と肉感がイイ!
★★★★★
キスの嫌いな彼女と喧嘩してそれを妹にバカにされるも、妹とキスしてみたら思った以上にお互いが興奮してしまい、そのままセックスしてしまう「唇と舌とだ液」。そのお互いの興奮のボルテージが上がっていく様が見事に出ています。
マンションのエレベータが故障中のために階段をおりなければならなくなったヒロインが、その日に限って超ミニを履いていることに困りつつも、見られたらと思って興奮。つい階段でオナニーしている所を登ってきた男に見られてしまい…という「スカートのなか」
この二つがお気に入りです。セックスシーンは短いですがその後を想像させるいい話です
静かに胸をときめかせるシチュの中に秘められたエロごころ。やっぱりキスがいい。
★★★★☆
★4の下。
著者の6作目。前作から長足の進歩。作画・コマ割り・構成と、あらゆる意味で上手くなった。
初期の頃のファンタジーな味わいはもの凄く薄くなったけど、それでも限られた設定内で味を出せるようになってきた。
兄と妹と唾液が主役の『唇と舌とだ液』。
近所のガキんちょに弄ばれちゃう姉ちゃんがエロ可愛い『近所のお姉ちゃんと遊ぶ』。
クーラーのない夏の畳部屋。アイスとスイカと少年と少女『日かげ』
しっかりものの優等生は親の入院中に自室にオヤヂを監禁してオモチャにする『優等生』。
越してきたアパートで青年は、暇を持て余した3人の女性に薬まで使われ骨の髄まで搾り取られる『サバト』。
恋人と思いこんでた男は仕込み屋だった。薬漬けになった女は……『副作用』。
ケンカばかりの兄妹。いきすぎて妹は右腕骨折。でも災い転じて……『ケンカする程仲良し』
階段降りてたら短いスカートが気になって感じてきちゃう少女。単純シチュながら展開がエロ恥ずかしい『スカートの中』。
白衣メガネの理科教師と少年の止められない衝動『フラスコなキモチ』。
個人的には、かなり満足できる内容だった。まだまだ物語が薄いと思うけど、宇治金時のアイスよろしく口当たりがいいから食べ続けてるとけっこう後を引いたりするのだ。
ちょっとしたところから生まれてくる恋心やエロ心を描いた作品が、ゼロの者には似合っている気がした。途中に障害物があるとなおいっそうよい。
技術的には高いが
★★☆☆☆
作画のテクニックは高く、漫画としてもきっちり描かれていて豪華な印象は受けるものの、エロ漫画としては平々凡々。ま、絵柄が気に入ったら買ってみるのもいいかもしれない。