初めて心に残る作品集。どんどん軟体化してきたボディーが嫌いじゃなかったら。
★★★★☆
★4の中。
著者の7作目。
前作からさらに長足の進歩。いくつかの作品では物語の中に人生を織り込めるようになった。単なるシチュに留まらず物語として愉しませるレベルの作品がつくれるようになってきたのが大きい。
作画もどんどん進歩しているがCGの使い方に若干の疑問も感じる。
堕ちるところまで堕ちてる女の子と、少年とコロッケのちょっとステキな物語『鎖かけの体』。
学校さぼってお外で変態日和な『兄妹発情日』。
勉強しようと思ってもやめられないひとりエッチ。フツウって何ですか?とは少女の自問『羊の皮』。
カノジョのカラダで商売はじめる少年。やっと気づいたこと『ボイナー』。
学校で苛めにあってる女の子は実は携帯セックスメイト。近くて遠い距離に踏み込んだとき少年は変わっていた『遠距離至近距離』。
友人達とつくった掟。自分たちの妹を薬使って輪姦するシステム。鬼畜劇『鬼畜ローテーション』。
ちょっとハイカラな母さんが墓穴を掘って息子とその友達に掘られちゃうエロコメ『母子劇場』。
姉と弟のエロ三昧な週末劇場『週末』。
どの作品も秀作以上だけど『鎖かけの体』と『遠距離至近距離』は殿堂入りクラス。
余談だが『鎖かけの体』の続編は8作目『イクまで犯してみる?』の中で、前後編として『後日談』という作品になっている。。
ともあれ筆者の作品集で初の本棚飾りになった本。8作目・9作目よりは評価落ちるけど一見の価値はある。