因みに、私はこの辞書を「サブ」として購入しました。メインで使う分には少々役不足の観がありますが、持ち運び重視で購入を考えていらっしゃる方にはオススメです。
それから、動詞の不規則変化について本文内になにか記載が欲しかったと思います。慣れている方はいいのかもしれませんが、初学者は、どれが不規則かもわからず辞書をひきます。この辞書だと、巻末の変化表を確認し、そこになければ本文を引く、という順番になってしまい、手間がかかります。カタカナ発音で初心者にも優しく、かとみせかけて、実はとても難しい辞書になっているような気がします。
この辞典の特徴 1)ポケット版の独和としては、最大級の6万8千語収録 2)基本会話表現のページを載せるなど、独和・和独とも実用会話表現を重視 3)新正書法に準拠
と、ここまではよいのですが・・・
以下、私が不満に思う点です。
1)発音がカタカナで書いてある。 発音記号で書いてほしい! 2)全体の1/3くらいの単語にしか 発音が記載されていない 3)インターネット用語の考慮 が不十分 4)単語の使用例の記載が不十分
ポケット辞典って、ある程度その言葉を 知っている人間が即席に単語を確認するのが 主な使用方法かと思うんですよね。 ですから発音の記載は、発音記号のほうが 直感的に分かりやすい。だいたい発音をカタカナ 記載するのは、独学者用の入門書程度に留める べきです。初学者がこの辞典のようなカタカナ 表記を発音の参考にするのも、後々変な癖がついて よくない。
とは言いながら、買って使っているこの私・・・
不満は残るので、星4つとさせて頂きました。