子どもたちが大好きなどろんこ遊び。こぐまちゃんも、スコップで穴を掘ったり、お団子を作ったりと夢中です。ところが、しろくまちゃんがやってきて、並べた泥団子を踏んでしまったことからケンカになって…。
仲直りってステキ★
★★★★★
泥遊びが大好きな2歳の息子に読み聞かせると、
始めはニコニコして「おだんご〜ならんだね〜いっぱい!」と言いながら楽しく聞いていましたが、
こぐまちゃんがせっかく作った泥だんごをしろくまちゃんに潰され、
思わず突き飛ばしてしまうところで、あ!!!っと急に黙り込み真顔!
(自分にも思い当たることがありまくりだった様子)
次のページでこぐまちゃんは「ごめんね」と謝り一緒に遊び始めると、
ホッとした顔で笑い「ざっくんざっくん!」と自分も穴掘りの真似を始めました。
お友達を泣かせてしまっても、どうすればいいのか分からず「ごめんね」がなかなか言えない息子ですが、
やってはいけないこと、仲直りはステキだということはちゃんと分かっていて、
お友達と一緒に楽しく遊びたいと思っていることがよく分かりました。
こぐまちゃんは男の子
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息子が2歳になる前に「こぐまちゃんとぼーる」「しろくまちゃんのほっとけーき」でこぐまちゃんデビューしました。
ボールが好きなのですぐ好きになってくれ、ホットケーキは食べないくせに本は大好き。
この「どろあそび」でこぐまちゃんが男の子だと知りました。
しろくまちゃんの方は「しろくまちゃんのぱんかいに」の最初のページに「わたしこれからおつかいよ」と書いてあったのを見て、女の子だと知っていたんですが、こぐまちゃんも女の子だと思い込んでいたので、個人的には衝撃を受けました・・
「しろくまちゃんのほっとけーき」は2人とも出てくるのですが、どちらのコメントも女の子っぽく読んでいたので、これからはしろくまちゃん=女の子、こぐまちゃん=男の子という気持ちで読んであげようと思います。
こぐまちゃんシリーズのなかでも面白い
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こぐまちゃんシリーズはどれも面白いけど、
この「こぐまちゃんのどろあそび」は
読み聞かせながら、思わず笑ってしまった。
こぐまちゃんがせっせと作ったどろだんご、
それをしらず足でつぶすしろくまちゃん、
ギョッとしてるこぐまちゃん、、そして揉め事へ・・。
このあたりのリズムが絶妙です。
熱中して遊び、ケンカして、仲直りして、
もー毎日が楽しいっ!ていう子供のあふれるパワーがいっぱい表現されてます。
自分の子供時代なんかも思い出したりします。
リズムとビビッドな色彩、無駄のない言葉、
赤ちゃんも大好きな擬音がちりばめられ、
磨きぬかれたシンプルさからはイマジネーションがいっぱいに広がります。
赤ちゃんから楽しめる、こぐまちゃんシリーズは、
一生の宝物にしてもらえそうな大切な絵本になりそうです。
こぐまちゃん大好きです
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3歳の男の子ですが2歳のときからこぐまちゃんシリーズが
大好きで、どろあそびもすっかりはまりました。
お砂場でこぐまちゃんのようにおだんごを作って
きれいに並べています。今まで砂遊びはやりたがらなかったので
嬉しいです。
なにかと叱られてる子に
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途中で、こぐまちゃんとしろくまちゃんがちょっとしたことで、
ぶつかりあうシーンがあります。なにかと友だちとぶつかる
ことが増えた私の娘は、そのシーンを見て、
「ケンカだ、ケンカだ」と騒いで、喜びます。
いつも大人から「ケンカはダメ」と言われているせいか、
こぐまちゃんたちもケンカするのに、ホッとしているのかな。
ちょっとへこんでいるときに読んであげると、いいみたいです。
このシリーズは、シンプルな絵柄がどうかなと最初は思いましたが、
子どもたちはこぐまちゃんの丸い目にいろんな表情を感じて、
自分なりに物語を補完しているようです。