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ひさの星 (創作絵本 7)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 大型本
ブランド: 岩崎書店
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美しさと悲しさが際立つ。 ★★★★☆
岩崎ちひろさんの絵の美しさが際立つ作品。

悲しいお話です。

ハッピーエンドではありません。

主人公の女の子は星になってしまいますから。


ただ、悲しみの先に、人間の美しさ、尊さ、偉大さを語りかけてくれるような絵本。

人間というものは年齢に関わらず、これだけ美しくあれるものだ、ってことを思わずにはいられません。


余計な説明も、

饒舌なおしゃべりも、

過剰な自己アピールも、

そういうものがなくても、静かに偉大な人ってのはいるものです。


人はどれだけ強くあれるのか、

人はどれだけ偉大であれるのか、

そんなことを、とても静かに語りかけてくれます。

絵が本当に素晴らしいです。

世界に紹介したい日本の絵本☆ ★★★★★
斎藤隆介さんの心の言葉と岩崎ちひろさんの心の絵が深く静かにマッチした奇跡の1冊。
後になって(失って)温かくて優しい存在だったんだと気づいて、自分のちっぽけさ、回りのちっぽけさを感じてやりきれない…という事は現代でも昔でもあることだろう。
幼い時、この本を大人からプレゼントされ、内容にはややショックだった。
画家が違っていたら、今も残る印象も違っていたかもしれないが、消えそうな淡い色使いが閲覧側の深層心理を引き出し、想像力も静かに駆り立て、その感覚が消える事はない…。
憶測は時に誰かを傷つけ、憶測が憶測を呼ぶ…。
真実とは自分で確かめなければならないもの…。
純粋な気持ちを思い出したいときに。 ★★★★☆
何かを行ったときに、それが良い事であれば賞賛してもらいたい。
逆に悪い事であれば、隠し非難されたくない。
賞賛に快感を覚えてしまうと、いつしか自己顕示ばかりの偽善者となる。
ただのスタンドプレーなのだ。

善行によって、賞賛される。
それが当然だと思っていたが、「善行」という定義そのものが驕りなのだ。
「善行」を当たり前のように行う、そんな女の子の物語。
大人だからこそ、改めて思い出したい無垢な感情。

いわさきちひろさんの絵がとても美しく、物語りをさらに引き立てている。
星を見上げては、ひさを想いやさしさを問う ★★★★★
星になったひさという無口な少女の話。犬にかまれそうなあかんぼを助けた。自分は咬まれて傷だらけで服もぼろぼろになりながら、おっかあに怒られても、助けたことを語るわけではない。みっつの政吉が川に落ちた時も助けた。村人はひさが突き落としたと誤解していたが、政吉を助けて、自分は溺れそのまま流されてしまったのだった。ひさはみつからずに星になったという話。ひさが帰ってこないので探し始める村人たち。ひさのやさしさを感じ、みつからないひさに対して哀しみと失望を星の輝きにのせた村人たちの気持ち。人のやさしさはどこから来るのだろうかと考えさせられながら、星をみあげては命の尊さを想う本。
しみじみ、なける。ちひろの絵もいいです。

言葉にしないやさしさを感じます。 ★★★★★
ひさは無口なおなごわらしであった。人助けをしても、けっして自慢するわけでなく、何も言わず自分のできる精一杯のことをするひさ。斎藤隆介の力強くも優しいおはなしと、岩崎ちひろの絵が語りかけてくる一冊です。