不覚・・・
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途中から嗚咽。 絵本だと思って侮るなかれですね・・・。しばらく涙が止まりませんでした。 こどもに理解すやすい内容なのに深く、読み聞かせるにはとても良い本だと思います。 心に沁み込んでいくせいでしょうか。読書が嫌いな小2の長女が「私が読む!」と次女に一生懸命読み聞かせてました。
感動します
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子供に読み聞かせながら泣いてしまいました。
「守ってやるからな。守ってやるからな」のシーンがとても印象的でした。
ラスト、涙涙でした。
ティラノサウルスの愛が伝わってよかったなぁ。。。
こういういい絵本をたくさん読み聞かせることで、
子供にも思いやりが育てばいいなと思います。
くそー、ティラノサウルスよ、どうしても泣いてしまう!!
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「ちからのないおまえたちはだめなやつだ。ちからこそが、だいじなもの。つよいことがたいせつなんだ。」そう信じて疑わないティラノサウルスも、寄る年波には勝てず、次第に強さを失って行きます。えさすらも満足に取れず、マシアカサウルスにはしっぽを噛みつかれてひどく腫らしてしまいます。
ティラノサウルスを知らないがゆえに優しくしてくれるトリケラトプスの子どもたち。そこへ二匹のギガノトサウルスが襲ってきます。ティラノサウルスは子どもたちを強く抱きしめ最後まで守り抜きます。そして、ねむたくなったからここでねると言い、静かに息絶えます。
守られたトリケラトプスの子どもが親になったとき、……。
読み聞かせをする親は、静かにそして穏やかに、染み入るように最後の一頁を読み上げなければなりません。「いいかい ちからよりも もっと もっと つよいもの、たいせつな ものが あるんだ。……」
私にはどうしても、この最後の一頁が涙で読めません。
「ちから(=金と権力)こそが、だいじなもの。つよいことがたいせつなんだ。」という言葉に、「ちがう!」と言い返せないでいるぼくにも、どうかそのあいをください。
「愛」のバトンリレー・・・大切な事ですね。
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この世の中、「力」を絶対だと信じるティラノザウルス、しかし年齢と共にその力を失い、弱い存在であるトリケラトプスの子どもに出会って、自分の存在、力の存在を他人に再確認しようとする・・・何とも言えない喪失感。
そのトリケラトプスの子どもが、ティラノザウルスの怪我に気付き、皆で看病し心を通い合わせ始める。その優しさ、心に触れたとき、ティラノザウルスの中に何かが芽生え始め、その身をもってトリケラトプスの子ども達を守る。
その偉大な愛はトリケラトプスの子供に確実に受け継がれていく。。
何かを守ろうとするとき、人は凄い力を発揮する。
「愛の力に勝るものは無い」しかし、その愛も1人では成り立たない事、そこには人と人とのつながりがあり、その愛を言葉ではなく身をもって伝え、愛を受けたものが又愛を伝えていく事も大切だという事を忘れてはいけない。
食う者と食われる者の出会いは悲劇しかないのか (その3)
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大好きなティラノサウルスシリーズ第5弾! 本屋で新刊をみつけ思わず立ち読み
したのはマズかった。途中で涙が止まらなくなってしまったのです(泣笑)
今回もこころ暖まるストーリーをありがとう! ティラノ君、いえ宮西さん。
凶悪乱暴で力の強い者が一番と信じて生きてきたティラノサウルスもやがては年老いる。
かつての力を失ったティラノサウルスは、トリケラトプスの子どもたちに出会い、
食べるどころか仲良くなってしまいます。このあたりの展開は手慣れたものですね。
※ここでハンカチが必要になります。
次のみどころは戦わないティラノサウルス。力を失ってもその強さはまだまだ健在。
体をはってトリケラトプスの子ども達にあるメッセージを残します。カッコイイぜ!
※ここでハンカチの替えが必要になります。
さらに年月がたち、トリケラトプスの子どもが父親になって、子どもを危険から
守ろうとしたときに、そのメッセージがなんだったか明らかになります。
※ここでティッシュも必要になります。
それは、種の違いを超えて、世代間を超えて、伝わる普遍なもの。
この作品は、国境を超えて世界中(特に今は○○)の人達に読んで欲しいと願います。