インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

金正日 隠された戦争 金日成の死と大量餓死の謎を解く

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 文藝春秋
Amazon.co.jpで確認
信頼できる北朝鮮ウォッチャー ★★★★★
著者の萩原氏は、元赤旗記者。
信頼できる北朝鮮ウォッチャーである。
否定する人も多い元毎日新聞の重村智計氏とともに、
ぼくは信頼をおく。

北朝鮮は外交上手と言うが、この本にも述べられているように、
6カ国の中で、再々にチャンスを失っているのは北朝鮮だ。
しかるに、その影、そのブラフに、
日本人は身動きが取れなくなっているだけなのだ。

憲法を変え、国権の最高機関を国防委員会にし、
自ら国防委員長に収まっている金正日。父の金日成主席のように
主席を名乗る力は、今はないことに注目すべきである。
説得力のある仮説 ★★★★★
金日成の死の疑惑や、大量餓死は金正日の意図的な政策、アメリカが嵌められた罠などを説得力をもって読ませてくれました。日本にいてニュースと接しているだけでは伺い知ることのできない北朝鮮の内部が見えてきます。
北朝鮮からはあまり情報が入ってこないため、仮説の域を出ない部分もありますが、幅広く集めた情報から裏付けを取っています。
各国からの食料援助のあった時期に精米の輸入量が増えたという国連食糧農業機関(FAO)の統計数字から、核心階層と呼ばれる人たちの食事の内容が豊かになったことが読み取れるなどは、歪んだ国家であることを的確に伝えてくれました。
衝撃の書。嘘か本当かいつかわかる日がくるかも。 ★★★★★
「金日成は金正日の陰謀の犠牲になったのか?」衝撃的なルポタージュです。 かなりの時間と労力をつかって、信用できる情報筋から裏をとっており、現実的な方法で 書かれています。また、「瀬戸際外交」をとりつづけるかの国の「性格」まで 解釈の範囲をひろげ、多方面の視線で分析をおこなっています。 非凡なノンフィクションだとおもいました。 かの国の国民に考えをよせると、地獄というものはあの世にではなく、そこにあるのかと おもいます。一刻も早くなんとかならないのかとおもいます。
すごい本。 ★★★★★
独自の詳細な調査結果に基づき北朝鮮問題に考察を加える元赤旗平壌特派員の著者であるが、この本においては、1)金日成の死には不自然な点が多く、(断定は避けつつも)金日成は金正日に消されたのではないか?2)北朝鮮で金日成死後、継続・悪化している飢餓は金正日が作り出した人為的な大量殺戮である、という論を展開している。今まで私はそのような話を他で聞いたことがない。

1)に関しては、様々な調査結果から親子の対立(?)が非常に明確にされており、また2)は入手が難しかっただろう各種統計資料に基づき理路整然と説明されていることは圧巻である。また、最終章に「今、何をすべきか」という著者の論も、本書を読めば非常に納得がいく。

2004年までの、比較的最近の北朝鮮、金正日を知る上で非常に重要な本と思われる。5★、お勧め。

一読の価値あり ★★★★☆
説得力に富む一冊でした。日本人拉致問題について「粘り強い友好的交渉の継続」などと平和ボケした一知半解の愚説をマスコミで披露するいわゆる「国際政治学者」にも一読を推奨したい一冊である。