昔まだDVDが無かった頃、見ること自体が大変だった「トップをねらえ！」。
それはそれは思い入れのある作品ですね。

そのパート２が出ると言うことで、第１話を見た感想は、正直言って「何じゃこりゃ？？」。
完璧に期待をはずしてくれました。
否定的なレビューが目立つ第１話ですが、私も全く同感です。第１話を見た後は・・・・

でも、皆さん、ここで止まってはいけません。このシリーズはそんな甘い物ではないのです。
ネタバレはしませんが、数年後、やっと第２話以降を見た驚き。
「しまった、第１話でやめるんじゃなかった」という後悔・・・


第１話で見ることをやめてしまった人は、実はものすごく損をしているんです。

トップシリーズで単独の物語としては、もっとも美しい第３話。

そして驚きの展開を見せる第４話以降はトップファンは必見です。
トップファンであれば、第６話はもう感涙。

繰り返します。ここで止まらないでください。必ず後悔します。

メイドお宅な製作陣がロボットアニメの設定を借りて作った支離滅裂な作品。初代トップを狙えの名前を汚した。その自己満足的な心意気が恥ずかしい！見ればわかるがだめだこりゃ。

「トップをねらえ」というブランドを使ったまったく別の作品です。あまりにも違いすぎて、ついていけませんでした。えーと、「フリクリ２」と名前を付けて合衆国で販売したら売れそうです。なお、フリクリについてはこちらをどうぞ：フリクリ DVD-BOX

好みは分かれるけど、主人公ノノの猪突猛進元気っ娘ぶりと、荒唐無稽と紙一重なド派手な宇宙戦闘がすべての萌えと燃えを満たしたアニメ。
スパーロボットものです。
１は見たことないけど、ある程度のつながりはあるようなので、先に見ておくとより楽しめるかもしれないが、１の遥か未来の話なので、２からでもいいと思う。なにより１と２では作風が違うらしい。
しかし、一本に３０分一話のみ収録というのはコストパフォーマンス的に痛い。
ちなみに、ノノがお姉さまと（一方的に）慕う、もう一人の主人公的存在ラルクの声は「空の境界」「ガンダムSEEDデスティニー」「ペルソナ３」などでヒロインを演じた坂本真綾。

庵野監督作品は トップをねらえ! 、不思議の海のナディア 、新世紀エヴァンゲリオン …である。
…ガイナックスとは 『マクロス』を造りきった若手スタッフが興した会社で、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』でアニメ界にその名を轟かせ、…その後、庵野秀明氏が上記の通り 3本の作品を経て『日本のSF巨匠』となるのだが…、本作はその『トップ…』の名を冠するまるで別モノ。

ガイナックスという会社についていつも想うのだが、…庵野作品以外、取り立ててスマッシュヒット作品がいつまでたっても出てこないのである。

…そりゃ『新たな血の導入』の必要性の模索も 企業のあるべき姿勢であると充分、理解はしているが。
…が監督と別モノを作って『〜2』はねぇだろ。しかも、100%違いすぎるもん作って『〜2』は。

…あんま言いたくないが、庵野作品だけなんだよね、ココ(ガイナックス)は。…後継者、と言うか、業界を揺るがすほどの名クリエーターの誕生を切に願う。
…あとジ〇リもついでに願っておく。

…2つのスタジオ、2人の監督。 …ノウハウはたっぷり有るのに新しい才能が延びて来ないジレンマ!
…ああ、本作のレビューだったね?

…なんか新たなクリエーターが金かけて細かいCG演出盛り沢山な感じの…でも台詞が何言ってんだか理解し難いノーテンキなSFだったような…気がする。

…というのも心に響いてこなかったので覚えて無いのである。

…印象がないのであった。

…ファンの方にもスイマセン参考にしないで下さい。

…でもこれが素直な感想なのである。