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A Room with a View (Penguin Twentieth-Century Classics)

価格: ¥1,338
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Penguin Classics
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コンテンポラリー・フォースター ★★★★★
ちくま文庫「眺めのいい部屋」はお読みになった方が多いのでは。
その文体から想像がつくでしょうが、この洋書はとても現代風ですらすら読めるものです。むつかしい単語もあまり出てきません。それに会話が主体です。
このようなポップな話がペンギン・クラシック版になって出版されているのか、不思議に思ってはいけません。ケルアックのビート小説だってペンギン版になっていますからね。
やや薄いペーパーバックです。このお値段ですからね…無論、これには値段以上の価値は十二分にあります。
斜めな読み方しか出来ませんでした ★★★★☆
イタリアの太陽の下で出会った自分より階級の低い青年に「官能」を覚えてしまう英国アッパーミドル階級の若い女性の恋物語、ということになっています。ヒーローのジョージに魅力を感じないのでルーシーの懊悩にシンクロすることなくついつい斜めに読んでしまいました。これは結構まんまモーホー男性の憧憬の物語のような気がします。ルーシーのジョージを見る視線はモーホー男性のそれです。ココロではなく肉体が彼を欲している、ああ、どうしよう、でも「愛」って「肉体」から発するモノでもあるのだわ、という話ですが、フォースターの青年の主張(?)でしょう。どうでしょう、普通のオンナはもっと打算的ですから相手の社会的地位は大いに気にしますけど。
フォースターはこの話を男同士で書きたかったのではないかしら。下の階級の逞しいフェロモン男性が好きだったのでしょう。ジョージ君は作者のファンタジーだからイマイチ血肉化していないのではなかろうか。本作品の「炎」のなさ具合と『The Other Boat』という死後発表の短編男色小説の入魂ぶりを比較すると、フォースターは男女物を書くのがかなり不本意だったとしか思えないです。
という訳で、偽装が潜む健全なラブストーリーです。フォースターの文章を読むだけで満足感があるので別に文句はありませんが、他作品と比較して面白いという感想もありませんでした。細部まで丹念で締まりの良い小説だとは思います。しかし同じ男色家でも三島と比べるとフォースターは乙女でノーマルです。変態じゃないですね。ちなみにフォースターは『A Passage to India』のラストシーンと『Howards End』が秀逸です。
階級意識と恋 ★★★★★
『ハワーズ・エンド』など映画化も多いEMフォースターの有名な小説『眺めのいい部屋』のリトールド版。
リトールド版とはいえレベル6、つまり3000語レベルで書かれていて
(ロングマン英英は2000語レベル、オックスフォード英英は2500語レベルです)
難しすぎず、やさしすぎず、ほどよい感じです。
時折「教区」など宗教系の単語も出てくるので、ごくたまに辞書を引くことになるかと思いますが、
基本的に単語はやさしいので、「辞書と首っぴき」という状態にならずにすいすい読めます。
構文はかなり普通なので、単語が簡単でも英語としての読み応えはけっこうあります。
物語は、100年程度前のイギリス&イタリア。中産階級の娘ルーシーが、
お目付け役の堅物な女性シャーロットと共にイタリア旅行に行きます。
そこで、眺めのいい部屋と交換してくれたエマソン父子と知り合います。
観光に出るたびに息子ジョージと会うルーシー。あまり上の階級の出ではないエマソン家は、
上流の人々から「うん、まぁいい人だけど、ちょっとねぇ」という感じで
多少疎まれています。
一方ルーシーは、過保護に育てられ、中流階級のお上品でカタい社会に少々窮屈な様子。
イタリアを見て、ジョージに心を寄せられて、少しずつ外の世界を知っていきます。
しかしイギリスに帰ってルーシーはちゃんとした家柄のセシルと婚約し、
近所の別荘にはエマソン父子がやってきます。
母やシャーロットに囲まれ、かつセシルとジョージに対峙するルーシーは・・・
巻末には練習問題つき。
イタリアの太陽がまぶしい ★★★★☆
ある女性がイタリアで恋に落ちるものの、自分の気持ちをとは反対の運命に行くことになるのか。。。まぶしいイタリアの太陽をイメージしてしまいながら、背景には当時のイギリスの階級やら習慣がひしめいていて、しがらみを感じさせられる。そのしがらみのなかで感情を押さえざるおえないヒロイン、ルーシー。自分の気持ちのままにいきるのか、それとも自分のいる世界の習慣にしたがっていきるのか、女性にとっては、考えさせられるものがある。
Still a Classic ★★★★☆
A room with a view is a study of so many aspects of life by an author that doesn't really like his characters but feels obliged to expose them for our education. Forsters language and his observations of two different cultures at the turn of the centuary are of great interest to those both of and learning about the English at home and abroad.

Now I'm going to read it again.