グイン暦の長い方は、かなり衝撃を受けます。いや、以前に２回ほど似たようなことがありましたが、まあ、今回は「三度目の正直」ということでしょうか・・・　　とにかく、一度でも「グイン」体験者の方は読まないと後悔します、絶対！　まさか、この巻から読む方もいないと思いますが（そ、それは無謀ですよ！）・・・

　私は、これを読んだあと、１巻から読み直して、全身虚脱状態になりました。　

10年以上読み続けてきましたが、これほどの衝撃の巻はありませんでした。その時がいつかやってくるとは思っていましたが、来てほしくない、少しでも長く・・と思っていたのであまりに突然でしばらく呆然としてしまいました。
そのあと喪失感で涙が止まりませんでした。

このシリーズを愛してきた人にとってはとても重い巻となると思います。でも、ひとりでゆっくり読んで欲しいと思います。

ついにこのときがやってきてしまった、と、読んでいて思うと同時に、グイン・サーガもここまで話が進んだんだなあ、などと当たり前のようなことも思いました。余りにも衝撃的な出来事の為、夜眠れないほどでした。今までいろいろな「死」がありましたが、ここまで心を揺さぶられる「死」は無かったと思います。

小学生からだからかるく２０年以上も読んでいる計算になる。
ついにこの日が来たか･･･。
長年読んでいる人には、感慨で眠れなるかもしれません。

待ってました、本編の続き…。
この１冊はかなり衝撃的なものでした。
ややダラダラしたところがあって、すっとばし読みをしたくなるかもしれませんが、どうか１ページずつ１行ずつ進めていって下さい。

多くのことはココでは語れませんが、絶対に読まなきゃいけない１冊です。
人目を気にしなくていい所で読むことをおすすめします。

これからどうなっちゃうんでしょ？